こんにちは、今回ご紹介する張替え事例は、アメリカの家具ブランド「ドレクセル ヘリテイジ」(DREXELHERITAGE)のソファです。
ダマスク柄のファブリックが張り込まれている座り心地の良いソファ、お客様からお預かりしたときはこのような感じでした。
ロココ調とも呼べるようなこちらのソファ、一見すると生地に大きな問題はなさそうなのですが、座面の手前側に破れがあったり黒ずみがあったりと、それなりの経年劣化が見られました。 今回オーナー様としては張り替え生地には本革にこだわり、幾つかのサンプルを取り寄せて頂いてご自身のイメージするものと合う本革を選んで頂きました。 選んで頂いたのはスムースの白。 柄物のファブリックから、純白の本革へ張替えをしてどのようにイメージチェンジが図られるかとても楽しみです^^ こちらが張り替え前の後方から見たソファです。 ん~、この柄もやっぱり素敵ですね。 というわけで生地の張り替えを開始しましたが、まずはソファをバラして生地を剥がしていかなければいけないので、周りにある玉縁を外していきます。 そして新しい生地を裁断し縫製へと進めていきます。 裁断できた生地を縫製し、座面のカバーなども仕上がり、本体部分は張り込みをしました。 そしてソファの張り替え完了となります。 大事なブランドタグも残しました♬ 柄物の生地からは大きなイメージチェンジとなりましたが、以前とはまた違ってシャープな印象になり素材の違いからも重厚感も出たかと思います。 加えて色も白なので清潔感も増し、とても良い感じかと思います^^ 無地の革に張り替えたことのメリットは、飽きがこなく、今後に部分的な傷などがついた時でも、部分的に修理も可能なので長いお付き合いが出来る素材かと思います。 デメリットを上げるとすれば白なので、汚れなどにはご注意を。。 但し、染料染めの革に比べると吸水性が低いので、多少の汚れであればサッと拭きとれる場合もあるので出来るだけ奇麗な状態で使っていきたいところですね^^ 思い出がこもった愛着のあるソファは、ぜひケアや修理で長くご愛用いただければと思います。 ソファの張替えや修理に関してお困りの際には、ぜひファニチャーリペアテーブルにお気軽にご相談ください。