こんにちは、お正月休みも終わってそろそろ仕事のエンジンも掛けていきたいですね!
では、今日ご紹介させて頂く家具の修理事例ですが、今回はドレクセルの拡張テーブル。
弊社でもご依頼の多い、アメリカの家具ブランド、ドレクセル。
高級家具ブランドの一つですね^^
お預かりしたテーブルも、もちろんとても上質なもので、品質の高さを感じるものでしたが飼っているワンちゃんが少しのいたずらを。。(;^_^A
修理前のテーブルの状態と、修理箇所ですがこの様なものになります。
まずは、テーブルの全体像。 お引越し直後にお伺いさせて頂いたのでアートさんの段ボールがまだ。。。 これからお引越しと同時にリフォームをお部屋に加えて、椅子やソファやテーブルなど、家具も全体的に修理やリメイクなどを加えていきたいとの事でした。 その中の一つとして、このドレクセルヘリテイジのテーブルも対象です。 このテーブル、天板の木の状態などは特に大きく損傷している様子もなく、何が良くないの?? と思うと。 脚の部分がこんな感じで。。 なかなかすごいですよね(;^ω^) ワンちゃんが脚を噛み噛み。 どんどん削られて、この様な状態になってしまったようです。 今は少しだけですが、テーブルを揺らすとユラユラするような状態で強度も少し心配です。 但し、椅子の脚を全て作り直して入れ替えるのも、形状も同じように彫り直したりとしなければいけなかったりもするので、まあまあ高額な修理代金になります。 このテーブルは今後、ご自宅で教室を開く際に生徒さんが複数人使う為のテーブルとして配置するそうです。 そうなると余計に強度を保つという事に関しては外せないところです。 強度もしっかり保てて、外観も奇麗に、そこは修理をするうえで悩ましいところです^^ そして決定した方法はというと。 少し、脚全体にボリュームは出ますが、見た目に遜色のない範囲のボリュームだと思います。 そして強度も保たれて美観も損なわなく、鬼の様に高い料金にはならない。(笑)最大限の方法だと思います。 脚の周りに違和感の無い、質感と染色を掛けた木を張り合わせ固定します。 なかなかいい感じです♬ 仕上げの研磨や乾燥も終わって、出来上がりはこの様になりました^^ まずは全体像。 部分修理なので、木の場合120%色味や艶感を修理しない部分と同じにするのは難しいですが、見た目に遜色のない範囲で仕上げられていると思います。 ただし、一番大事なのはオーナーさんが納得して頂いているかどうかなのですが、ご納品時もオーナーさんには大変満足して頂きました^^ テーブル全体のグラつきも無くなって、強度の心配もなくなりました。 今回の様に、直るか直らないか分からない。。 などという家具やソファについても、この様に修理方法も幾つかあるので、お困りの際にはまずはご相談頂ければと思います。 ソファや椅子の生地の張り替えや、フレームやクッションの修理の他、木製家具の修理や塗装もファニチャーリペアテーブルまで、お気軽にお声掛け下さい♫