こんばんは☆ 今日は合皮生地のソファの張り替え事例のご紹介です。
ご自宅でペットを飼われている方は多くいらっしゃると思いますが、ソファや椅子もご家庭に必ずあると言っていいほど置かれている家具では無いでしょうか🐶
そしてワンちゃんにソファの生地を噛まれた。。
猫ちゃんに椅子の布を引っ掻かれてボロボロになった。。
ペットが小さくて、躾がまだ行き届いてなくて粗相が無くならない(;’∀’)
などなど、ペットの噛み癖や引っ掻き傷、そして粗相による家具との縁は切っても切り離せないなやみの一つではないでしょうか♬
今回もそんな一例ですが、合皮生地のソファがワンちゃんの引っ掻きなどによって見事に破れてしまったようです(;^_^A
お伺いさせて頂いた時のソファの状態はこの様な状態でした^^
合皮の表面のPUの加工が大きく剥がれてしまっていますね。 最初は少しの綻びだったようなのですが、ワンちゃんが徐々に大きく生地の剥がれを広げてしまったとの事でした🐕 ソファや椅子の生地の引っ掻きをペットにやめさせるというのは、環境自体を整えていかないとなかなか難しいですよね(;^_^A ファブリックであれば幾つか機能生地として、ペットの引っ掻きに強い生地もあります。 サンゲツからは「クラリーノ」 こちらのURLから生地情報を載せておきます♪ https://contents.sangetsu.co.jp/digital_book/up20/index.html#page=116 シンコールからは「ラムース」というペットの引っ掻きに強い生地 https://sincol-group.jp/digitalcatalog/textile2019/#page86 そしてこちらは、サンゲツからアンモニア臭を素早く無臭化! 「レスメル」という生地になります https://contents.sangetsu.co.jp/digital_book/up20/index.html#page=120 などなど機能性のある生地は幾つかありますので、ペットの事でソファや椅子の生地についてお悩みの方は張替時の検討材料の一つにしてみては如何でしょうか☼ さてさて、お預かりしたソファの張り替え修理に話を戻しますと こんな風に肘掛の合皮生地の割れてしまったり、写真では少し分かりにくいかも知れませんが、座面のクッションが完全に沈んでいました。 これはクッションを下支えしている、ベルトが伸びてしまっているのか、ウレタンクッションがヘタってしまっているのか、一度分解してみて確認ですね(;’∀’) そして、一度工場まで運び出しをさせて頂いて、張替え作業に入らせて頂く事になりました^^ お引き取りさせて頂いたソファを分解し、パターンを作り、生地の裁断と縫製へと、ソファを張り替える時にやる事は少なくはないのです。。 背凭れ部分もカバーが完成し、座面のクッションやベルトも修正して整えて 順番に張り込んでいきます。 張り込みながらも微調整しなければいけない部分も出てくることが多いので、その辺りは修正しながら整えて仕上げていきます。 張り込みも完了し、以前までの大きく破れてしまった座面の生地も、凹みまくっていた座面のクッションも解消されました^^ 今回は座面と肘掛部分は本革の生地で張り替えてありますので、以前にも増して長く使って頂けると良いと思います☆★ ソファや椅子の張替えや修理でお困りの際には、ファニチャーリペアテーブルまでお声掛け頂ければと思います♬