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様々な修理方法の中から仕上がり具合からコストまで提案できる熟練の施行 椅子とソファーの
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ボタン締めの合皮ダイニングチェア 張り替え修理

こんにちは☼ 当ブログをいつもご観覧いただいて有難うございます^^

弊社では、椅子とソファの生地の張り替え・クッション修理交換・テーブルやソファや椅子のパーツ交換・木部の塗装修理や交換・オーダーによるソファや椅子の制作など、脚物家具を中心に日々施工を行っております。

ご自宅や店舗や施設や病院など、古くなってしまった椅子やソファの張替や修理などをご検討されている場合は、是非ご相談頂ければと思います。

こちらのブログでは、日々の施工事例をお届けしています。

お持ちのソファや椅子やテーブルなど、劣化の仕方が似ている、使っているソファとブランドが同じ、など参考になる事例があればお見積り無料ですのでお声掛け頂ければと思います☆

 

では、本日も施工事例をお届けしていきたいと思います。

今日ご紹介させて頂くのは、合皮生地のカバーが張り込まれたダイニングチェアになり、背凭れの真ん中はボタンが締められていて4脚セットで張替えのご依頼を頂きました。

張り替え前の椅子の状態ですが、こちらの写真を見て頂ければと思います。

 

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こちらアンティーク加工されたこげ茶色の合皮が張られたダイニングチェア。

使って年数も経っているので、合皮の表面が見ての通り割れてきたり剥がれてきたりと劣化がかなり進んでいますね(-_-;)

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合皮やフェイクレザーと言われるものは、編物や織物の上にポリウレタン(PU)や塩化ビニル(PVC)などの樹脂が塗布されています。

その塗布された樹脂にエンボスや柄などの加工を施して、本革に似せているのです。

その為劣化してきた時には、生地の表面が裂けた様にひび割れてきたり、今回のお預かりさせて頂いた椅子の様にポロポロ表面が剥がれてきたりします。

PU(ポリウレタン)とPVC(塩化ビニル)の違いは何かというと、PUは触るとソフトな感触のものが多く、弾力や柔軟性が高いので、比較的高価格のフェイクレザーに使われていることが多く、合皮の中でもより本革に近い質感が出せるのではないでしょうか。

又、PVCに比べて通気性も高いのでPVCよりは蒸れにくかもしれません。

 

PVCは加工性が高く、難燃・防汚・耐アルコールなど機能性生地に使われていることが多いのが特徴です。

また、表面に付いた水汚れなど、中性洗剤を少しだけ混ぜた水で拭き取ったりとすることも可能です。

中性洗剤と水の割合は1:9ほどでも良いと思います。

目にした事がある方もいらっしゃるかと思いますが、硬くなってバリバリと割れている合皮があればPVC樹脂が使われた合皮かと思います。

ただPVCにしてもPUにしてもどちらも、日ごろから低湿低温の状態で汚れがついてしまったら拭き取ってあげてなど、メンテナンスや環境を整えてあげる事で長持ちするかと思います。(PUは洗剤などは使わず乾拭きでOKかと思います)

 

少し話が反れてしまいましたが、合皮の椅子やソファの購入前や張替え前にこの様な参考知識が少しあると、今後の自分が使っていきたい方向性に合わせて椅子やソファの生地選びの手助けになるかと思います^^

そして話をもどしてお預かりさせて頂いた椅子の方ですが、一旦引取をさせて頂き劣化した生地をフレームから剥がして、型取り、新しい生地の裁断、縫製、クッションの修理、張り込みと進み張替えが完成です。

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カットした新しい生地をパーツ毎に合わせて縫製していきます。

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張り込み前に仕上がったカバーです。

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後ろの取手も取り付けて、新しい生地で張替えが完了しました。

張り替え前の少し重厚な雰囲気から、色も薄めのナチュラルなものに変わりイメージが変わりました^^

張り替え時に生地選びに迷われる場合も、ご相談頂ければと思います。

 

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