今回の修理は、スウェーデン製のダイニングチェアの修理です。ブランドとモデルは不明ではありますが、北欧らしいシンプルなデザインで長く使いたくなりそうな椅子ですよ。
修理の内容は椅子の座面に張られている革が、長年の使用で表面がすれてしまい色も落ちてしまったので、椅子張り用の本革で張替え修理をしました。
ウレタンクッションもヘタリがあったので、ウレタンの補充をし座り心地も改善され張替え修理前とはクッション性が大きく変わりました。
お客様からの声を聞くと、ソファーや椅子のクッションで悩まれている方は意外に多いものですのでそんなお悩みをお持ちの方は、ご相談だけでもお声掛け頂けますよ。
この椅子に使用されているような本革素材は、生地の中でも寿命がとても長く強い素材で、通気性にも優れています。しかしソファーやダイニングチェアなどは、常に食事の際などに使用したりと使用頻度も高いので、座面の革の痛みのスピードが比較的早かったりとする事もあります。
修理前はこのような状態でした。
革の色も薄れて、シミや汚れもあり表面の水分や油分も抜けきってる状態でした。 椅子張り用の新しい本革で張替え修理をしました。 鮮やかなレモンイエローの生地をチョイスされて、全体的に蘇った印象です! 座面の革部分が色あせてしまって、買い替えようかどうしようかと思った時に思い出して欲しいのですが、座面の革を張り替える修理も出来るという事です。特に椅子などは座り慣れれている物が多いかと思いますので、お気に入りの椅子だと尚更手放したくはないものです。 座面の本革を張り替えただけで、見た目も見違えた様になり、高級感もアップしました。 本革は、日頃のお手入れなどもしていただくとより長持ちします。 普段のご自宅で出来るお手入れ方法は、やわらかい布で乾拭きするだけでも、空気中のホコリに混じっている水分などが素材の表面に溜まり、それを拭き取ってくれるので少なからず効果があります。 仮に食事の際に汚れが付着してしまった場合には、ぬるま湯に浸したやわらかい布を固くしぼり、汚れた箇所を強く擦らずに拭き取ってください。その後、乾いた柔らかい布で水分を乾拭きをしてください。 さらに3ヶ月~半年に一回程度の頻度でレザーオイルを軽く馴染ませてあげると良いですが、革の種類によってはオイル自体が革に浸透しないものや、浸透してもシミ跡のように残り消えないものもありますので、一度確認が必要かと思います。 古くなった椅子やソファーも修理によってまだまだ使って頂けるものも御座います。 ご相談はお気軽に。 【椅子やソファーの張り替え修理や木部の塗装修理・ファニチャーリペアテーブル】