横浜市内の駅前にある喫茶店から、椅子とソファーの張替え修理のご依頼を頂きました。
ソファーと椅子を店内より運び出しての修理となり、その間はカットした簡易的な木のボードを台座の上に置き、仮の椅子とさせてもらいました。
[張り替え前]
ソファーには座面背もたれ共に破れがあり、お客様ご自身で布を被せてご使用中でしたが 同じようにストライプ柄の合皮で張替えます。 ソファー表面の生地を剥がしてみると中のウレタンもこの様に粉を吹いて劣化していますのでウレタンクッションも同時に修理を行い、クッション性を戻します。 ウレタンクッションは劣化してしまうとスポンジが硬化してしまいボロボロと剥がれてきてしまい、クッション性もなくなり機能を果たさなくなってしまいますので、使用している年数などにも寄りますが、椅子やソファーの張替え修理の際に同時にウレタン交換も行う事をお勧めする場合もあります。 この様な感じです↓ [ウレタン交換修理] これでふっくらとクッション性が戻ったと思いますので、以前のようなペッタンコ状態ではなくなりました。 表面に張り込みを行う合皮のほうは、パターンを作成し裁断・縫製後に張り込みしました。 [張り替え後] 張替え修理した感想としては、修理前に想像していたイメージと同じく生地と店内の雰囲気もマッチして喫茶店ぽい雰囲気がしっかり出たと思います。 店内も明るくなりとてもいい雰囲気になりました。 椅子とソファーの生地を交換する事で店内の椅子の数が多いほど、印象が変わってきます。 修理をさせて頂いた側としても張り替えて良かったと思いました。 飲食店舗などのソファーや椅子の張替え修理はファニチャーリペアテーブルまでどうぞ。