病院で使用されている患者さんの待合室用ボックスソファーの張替え修理をさせて頂きました。
ソファーの素材は合成皮革なので、張替え修理も同様に合皮での施工を行いました。
(ソファーの修理前の状態です)
縫製されている箇所を境に破れが出来てしまっていました。 横幅2700mm程の長めのソファーでしたが、キルティングやボタン締めのソファーや椅子などは古くなってくるとその縫い目などから破れなどが起きてくることが多くあります。 その為、今回は今後のことも考えできる限り縫製での継ぎ目を少なくし仕上げることといたしました。 (ソファー修理後の状態) 新しい合皮に変わったので、色のくすみ等もなく綺麗な状態に戻りました。 継ぎ目に関しては合計4つの継ぎ目があった物をソファーのセンターだけにしましたが、この継ぎ目から継ぎ目の幅がいくら長くても良いかというとそうではありません。 合皮や布などの素材は素材が伸びる方向などがありますが、それによって経年で出てくるシワの出かた等も変わってきますので、あまり長い距離を継ぎ目なしに椅子やソファーに張ってしまうと後に垂みやシワなどの出具合がいただけない物となってしまいます。 その為、今回のように140cm~160cmほどの間隔で継ぎ目を入れていく状態が限界に近いかと思います。 飲食店舗や宿泊施設などのソファーや椅子の修理やオーダー製作など、椅子やソファーに関することは ファニチャーリペアテーブルまでお気軽にご相談ください。