今日ご紹介する修理の事例です。マルニ木工の椅子でROYAL(ロイヤル)というモデルで椅子の張り生地は合皮で背もたれタイプはクッションタイプと籐張りタイプとがありました。
お客様も長い間こちらの椅子を使用しているということで、破れてしまった籐の張替えや、生地も新しくホワイト系の色に張替え修理となりました。
椅子の状態としてはご覧のとおり、長い期間愛用されてきたのがわかりますね、座面のウレタンクッションも見えており背もたれ部分も虫食いのようにボロボロになってしまいました。 猫ちゃんも以前飼っていたとのことで、座面生地の表面に猫の爪痕があり表面も切れかかっていました。 背もたれのクッションを外すと、こちらは籐張りではなく生地が張られているタイプです。 マルニのこちらの椅子は「ハガネの木」と言われるソロモンマカボニーを使用してとても丈夫です。 木部塗装も手作業で行っているためこのようなアンティーク感が出てくるのでしょう。 そして今回はイメージチェンジの為にオフホワイトの合皮に張替え修理をしましたが、色味が全く変わるためどのような雰囲気になるかが楽しみでした。 修理後の状態です。 やはり白でもこの椅子には合いましたね! むしろ印象が明るくなりとても良かったと思います。 国内ブランドから海外ブランドまで、椅子やソファーの張替え修理などのお問い合わせはファニチャーリペアテーブルまでお気軽にご相談ください。