こんにちは!今日はもう一つ椅子の張替え修理事例をご紹介させていただきます。
一言で椅子の修理と言っても本当にいろいろなタイプのものがあり、一つ一つ修理や製作方法も変わってきます。そこに難しさを感じることもありますが、ただただ同じタイプの量産品を毎日繰り返し作って行くのとは違い面白さも感じられると思っています。
そして今日ご紹介する椅子はこちらです。
こちらも同じような椅子はよく見かけますが、同じと思ってもクッションの厚みやカーブの大きさ・玉縁(パイピング)などの縫製の仕様など細かく違います。 それによって張替え前に作るパターンが違ったりと、同じものの張替え依頼がくる場合もありますが、感覚的には90パーセント近くは同じタイプの椅子ではありません。 今回のこちらの椅子は背もたれ部分が籐(ラタン)の仕様で座面部分が合皮生地で張られていました。 背もたれ座面ともに張替え修理となりました。 修理後の状態はこちらです。 修理前は座面の合皮もガチガチに固くなってしまっていた状態でしたが、張替えをし生地のソフト感が戻りました。 背もたれ部分の籐も張替え、とても綺麗な状態に戻りました。 この籐は張替え後に塗装をすることも可能ですが、生成りの素材なので使用とともに皮脂や紫外線などでヤケてきて周りの木と色が同調してきます。 生成りの本革と同様です。 このような椅子の他、素材を問わず合皮・布・本革の他様々なタイプの椅子やソファーの修理にも対応出来ますので、椅子やソファーのお困りごとがある際はファニチャーリペアテーブルまでどうぞ。