おはようございます☼ 今日は東京都の江東区よりニコレッティの本革ソファの修理依頼を頂きましたので、その事例紹介をさせて頂きます。
ニコレッティーはイタリアのソファーメーカーで皮革の張地を多く取り扱っているようですが、
今回修理させて頂いたソファーも張地は本革、座面部分の革の表面のスレや割れ、そして塗装面の剥がれが主な痛みの症状でした。
修理する前のソファーの状態はこのような感じでした。
本革は本来、動物の皮の繊維を防腐処理の他いろいろな下処理がされた後、下地剤などが塗布された後に色付けなどの為に塗料が吹きつけられています。 色のつけられていない革もありますが、ソファーや椅子で使用される革の場合は殆ど色つけされている物になります。 その色つけするための塗料面に傷がついたり、剥がれてきたりとするとこの様な状態になってきます。 この状態になると、メンテンスや修理が必要かと思いますが修理の方法としましては、革を交換する張替え修理、若しくは再塗装を革表面に掛けていく塗装修理の2つの選択肢が出てきますが、オーナー様とご相談の結果、今回はこちらのソファーは座面も含めてソファーを全体的に再塗装させていただく運びとなりました。 修理後のソファーの状態です。 1人がけと3人がけ、セットで修理させて頂きました。 クッションも修理し、座面のフンワリ感が戻りました^^ 革の表面もしっかり修正しました。 塗装修理の際には、色味もソファーや椅子のもとの色味に合わせることが可能ですのでその辺もご安心下さい。 椅子やソファーの張替え修理の他、皮革塗装の修理も可能ですのでお困りの際には是非お声がけ下さい。