お早うございます☼ 今日は東京都大田区の椅子オーナー様よりダイニングチェアの張替え修理のご依頼を頂きましたので、そちらの修理事例のご紹介をさせて頂きます。
とても素敵なアンティークチェア、アンティーク好きには堪らなそうな椅子でしたが座るところの張り生地が破れてしまっていたので張替え修理となりました。
修理前の椅子の状態はこちらになります。
椅子の座面の張り地は、元々薄手の生地だったのかと思うのですが年数も経過しているということから所々に穴があいてしまっていました。 クッションのヘタリも出ていたので、クッションも同時に修正していきます。 張替える生地はというと、オーナー様も今回は渋めの本革で張替え修理をご検討されていたようで椅子の木枠に合うようにと茶系の本革をお選び頂きました。 この椅子の座面は、座面周りの木枠にすっぽりとはまる設計。 その為本革生地に張り替えると、従来張られていた薄手の生地よりも厚みが出てしまう為にその厚み分木枠も削らなければすっぽりと収まりません。 削る厚みは1mm弱、少しシビアな仕事です。 そうして革に張替えが完了した状態がこちらになります。 枠にもピッタリと収まり、座面のクッションもしっかり再生いたしました。 ペアであった2脚、2脚揃うと又雰囲気が変わってとてもいい感じに見えます。 椅子やソファーの制作や張替え修理、木部や皮革の塗装修理等、椅子やソファーのことはファニチャーリペアテーブルまでお声掛け下さい。