おはようございます! 本日は東京都目黒区のソファーオーナー様よりカッシーナのピエロ・リッソーニデザインのボックスソファーの張替え修理のご依頼を頂きましたので、そちらの張替え事例のご紹介です。
まずは修理前のソファーの状態のお写真になります。
元々濃紺のファブリックで張られていましたが、年数も経過し生地の退色とヨレ等が気になる状態です。オーナー様曰く学生の頃から引越しを繰り返してきたようですが、数十年間引っ越すたびにソファーも一緒に移動し海外生活を送られていた時にも、一緒に移動していたようでとても愛着のあるソファーの様です。 数十年使用しても、さすがはカッシーナ、生地は張替えが必要ですがフレーム部分には何ら問題はありません。ソファーや椅子は木やスチールなどフレームなどの土台部分がしっかりしているものであれば表面生地の張替えやウレタンクッションの交換などを行ってメンテナンスを繰り返すことで、かなりの長い年数使用することができると思います。 アームのクッションと背もたれのクッションが偶にずり落ちてくるような気もするとのことで、何か対策をして欲しいとのご希望もありました。 今回は、ファブリック生地から一転、皮革系の生地にイメージチェンジを図りたいとのお気持ちがあったようで張替える生地は合皮に決定いたしました。 オーナ様が選んだ生地はサンゲツさんの合皮生地スーパーソフトL up8785になります。 厚手のしっかりとして肌触りも合皮の中では最高のこの生地、低価格帯の合皮とはやはり違いがあります。詳しい生地情報はこちらのURLから覗いてみてください。 https://contents.sangetsu.co.jp/digital_book/up16/index.html#page=123 そして張替え修理が完了したソファーがこちらになります。 クッションのズレは裏面にマジックテープを取り付け対応しました。 雰囲気全くかわりました! 同じソファーや椅子でも張り生地一つの選択で、イメージが全然違います。 長年使ったソファーや椅子が傷んでお悩みの場合、又はお部屋のイメージチェンジを考えられている場合などは張替え修理も考えたられてみては如何でしょうか。 椅子やソファーの事はファニチャーリペアテーブルまで、お声掛けください。