おはようございます☼ アルフレックスの椅子を、修理の為に数脚引き取りました(・∀・)
椅子は厚物のヌメ革を使用した NT SLIM アームチェアになります。
こちらの椅子は分厚いヌメ革のベルトを、座面と背もたれの木部フレームに格子編みしたデザインで、当時沢山売れたのでしょうか、よく目にする椅子です。
よく目にするといっても価格は1脚10数万円する安くはない椅子なので、庶民の私は買うとなれば勇気がいります。笑
お預かりした椅子はこちらです。
ごっつい革を使っている椅子です。。 通常、椅子やソファーに使われる皮革生地は、合皮ですと0.5~1mm程度、本革ですと0.8~1.数ミリ、厚くても2mm程度ですが、こちらの椅子に使用している革は4mm以上あります。 この2mmや3mmの厚みの差は、触ってみるとよく分かるのですがとても厚みを感じるんです。 この椅子の作りになると、このくらい厚い革じゃないと耐久性に問題が出てしまうのでこのくらい厚いものを使っているのだと思います。 それでも、10数年使用した今の状態では座面の真ん中部分が凹んでしまい、これをなんとかしたいとのご希望をオーナー様から頂きました。 わかります?本来フラットに革が張られていたものが、真ん中がポッコリと沈んでしまっています (;´Д`) 革が伸びてきてしまったみたいです。 出来る限り元の状態に近づけるように、今回は一時的な対処法にはなってしまいますが、この革の張り直しで対応する予定です。