こんばんは、今日はイタリアの家具ブランド、alflexアルフレックスの椅子の修理事例をひとつご紹介させていただきます。
修理した椅子はNTチェア。デザイナーさんは日本人の方の製品で、成型合板のフレームに厚めのヌメ革テープが編み込まれていて40年も前に発売されたモデルのようですが、ロングセラー商品のようです。
修理前の椅子の状態ですが、このようでした。
こちらナチュラルブラウンのNTチェアですが、3脚あり全て座面の真ん中がポコッと凹んでしまっていました。 この編み込みの革テープが経年で少しずつ伸びが出てきて、やはり荷重の一番かかる椅子の座面部分が沈んでしまったようです。 修理の方法として、テープ全てを厚手の本ヌメで張替えるという事も可能ですが、厚物のヌメ革を使うということもありお値段もそれなりになってしまうため、今回はメンテナンスとして革テープの張り直しという方法でメンテナンスすることになりました。 座面の沈み込み。。結構沈んでしまっています。 使用20年近くということですが、椅子なのでやはり革の耐久にも限界があるかとは思いますので 次回の修理時には張替えが必要かとは思います。 テープを全て張り直し、作業が完了しました。 座面の沈みもなくなり、以前よりはかなり快適に座っていただけると思います。 素敵なデザインの椅子なので、メンテナンスや修理を繰り返しながら更に長く使っていただけると良いですね^^ 椅子やソファーの張替え修理や、メンテナンス、そして新規制作など椅子やソファの困り事はファニチャーリペアテーブルまでお声掛けください。