おはようございます☼ もうすぐ春も近いですね♫ 皆様レザー製品や革の椅子やソファー、DIYにてメンテナンスやお手入れ、日頃からどのようにされていますか^^ 普段行き届かない椅子やソファーのメンテナンスやお手入れも生地がダメになってしまう前に、日頃から出来るだけご自分でメンテナスを施してあげると良いかもしれませんね♪
そして今日はCASSINAの革の椅子の修理事例をご紹介させていただきます。
言わずと知れたイタリアの高級家具ブランドですね^^ その中でも当社への修理依頼の多いCABチェアの修理を今回もさせて頂きました。 キャブチェアはアーム付きの413や414、アームなしの412や410などのモデルがありますが、今回はアーム付きの413の椅子です。
厚手の本革で作られたこちらの椅子、革の部分に傷やはがれなどの劣化が起こってしまったようで、その部分をメインに修理していきました。
使用している年数と比較すると、一見そんなに革の状態も悪すぎることはないんじゃないの!? とも見えますが。。。 数脚お預かりさせていただき、実はこんな革の剥がれ等がところどころにあり、黒く処理されている革の断面部分も色の剥がれなどがあります。 そしてまだ、ほかの部分にも革に痛みがあります。 ここは座るときに太ももの裏側が椅子に当たりよく擦れる場所ですね、この革も塗装によって色がついているので塗装膜の剥がれや劣化で、このような状態になってしまいがち。。 革が破れているわけではないので、こちらも塗料や他の材料で黒いロウ留めの部分や座面の部分などの傷などを修復していこうと思います。 こちらも同様に脚部分の革の痛み、結構ひどいですが時間を掛けて修理してあげれば何とかなりそうなので同じく修復しようと思います。 移動して使うものですから擦れたり傷ついたりとするのは仕方ないですね(^_^;) 先ほどの座面の手前部分の痛みをまずは修理しました。 研磨や塗装など複数の作業工程を組み合わせて、繰り返すことでリペアされていく革の表面修理ですが 直るものは直して使えればいいですね^^ 納品にむけてほかの箇所も修理をして行く予定です。