こんにちは☂今日はまたまたお馴染みの、カッシーナの革椅子のメンテナンスのご紹介をさせて頂きます^^
先日も別のオーナー様の椅子で413キャブチェアをご紹介させていただきましたが、今回のリペア箇所も同様に足元の革のスレや剥がれなどが修理箇所でした。
椅子として使っていると、あまり普段気にしない箇所かもしれませんが、革の痛みが酷くなってきた時に初めて気がついてくるのかと思います。 普段ご自宅で、ご自分達で出来るメンテナンスとしては限られてくるのかもしれませんが、デザインをや雰囲気を崩さないような、脚元のレザーカバーなどを作って被せてあげるだけでもかなり違うかとは思います。 修理前の状態としては、全体的に然程革が傷んでいるようには見えないのですが、やはり細かい部分で椅子の周りを縁っている黒いロウドメ部分の剥がれだったり、先ほどの写真のように脚元の痛みだったりと長く使っていらっしゃるオーナー様としては、購入当初に比べて劣化しているので気になってくるのかと思います。 座面や背もたれの革の垂みや凹み跡なども修理のご相談を頂きましたが、そのような劣化は革自体が変形してしまったりしている状態なので、革を張替え交換するしかありません。 その場合は張替え費用と革の代金とが別途掛かってきますので、費用を安く抑えることは難しくなってくるかと思いますが、今回はその革の凹み部分なども極小さな箇所だったりと修理せずとも妥協できる範囲内でしたので、今回は革の表面を綺麗な状態に戻し修理完了となりました。 今回おおきな問題だった、脚元の革も綺麗に修正されました^^ 4脚全て無事納品させていただきました。 ハイブランドからノーブランドまで、本革・布・合皮・帆布など生地の種類を問わずに、表面的には傷んでしまっていても実はまだまだ使っていただける、椅子やソファーは沢山あります。 そのような時は生地の張替え修理や、木部や皮革の塗装修理等、又は創り直しなど椅子やソファーに関することは、ファニチャーリペアテーブルまでお声掛け下さい。