おはようございます☼ 今日は飛騨産業のダイニングチェアセットの張替え修理事例をご紹介させて頂きます^^
こちらの椅子は木工で有名な飛騨の椅子になりますが、今回は木部の修理ではなく座面の革がひび割れやカサつきを起こしてしまい、何とかリペアが出来ないかということでご相談頂きました。
早速修理前の椅子のお写真をご確認ください。
皮革生地の椅子やソファーを使っている方は、このような状態を見たことや経験されたことがありませんか? 革の生地が痛んでくると、このように革のシワの癖やシボなどに沿って乾燥などにより、ひび割れや剥がれやカサつきなどが出来てきます。 それが更に進んでいくと、破れることになってきます。 形あるものいつかは劣化や故障はしていくかも知れませんが、このような状態になることを出来るだけ延命してあげるには、紫外線の当たりすぎや、乾燥を出来るだけ防いであげたり風が適度に通る環境を作ってあげたりとする事が、革には優しい環境だと思います。 とは言いつつも常日頃意識し続けるのも現実的に難しい。。 ということもあるかと思いますので、その様な場合は偶に乾拭きをしてあげるだけでも多少違うのかと思います。 空気中に舞っているホコリの中にも水分が含まれていて、それが生地に舞い落ちてくるのでそのホコリをサッと軽く落としてあげるイメージです。 さて今回の椅子の修理ですが、こちらは椅子が数脚有り出来るだけ費用を抑えたいということで破れてしまっていたり破れる手前の状態のものは張替え修理し、その他は塗装のメンテナンスで修理しました。 修理完了後の写真がこちらになります。 今回は座面だけを張替えと塗装メンテナンスしましたが、仕上がりに張替えなかった背もたれとの違和感も出ず綺麗な状態に仕上がったかと思います^^ 椅子やソファの張替え修理や制作など、ご相談お待ちしております!