こんにちは☼ 今朝は大手企業の夏のボーナスが、2年ぶりにマイナスに転じたなんてニュースもありましたね。。 景気は実際どうなんでしょうね^^
さて、今日は以前にオーダーに制作されたという、本革生地のダイニングソファーセットの修理事例をご紹介させて頂きますね♬
オーナーは家の作りなどにも拘りの強い方で、ソファーもまたオーダーで作られたということでした。
そのソファの修理前のお写真がこちらになります。
5ピースの本革ソファー、革の風合いがとても素敵でクラシックな雰囲気は少しありますが、家のスタイルを選ばずに、比較的どんな部屋でも合いやすそうなソファーだと思いました。 革の色も定番のブラウン、革の種類は染料仕上げの自然な表情を持っている革でした。 この手の革は風合いを感じやすく、革本来の素材のもっている状態を楽しめるのですが、表面のコーティングも薄く、傷もつきやすく、色抜けや変色もしやすいという、人によってはデメリットに捉えられる1面もあるんです。 今回は正にそういった部分のお悩みで、購入当初に比べて色が薄くなってとこどころ変色して斑な色になってしまっているという事でした。 今後に、革がそのような状況になることを防ぎたいという希望だったのですが、そうするためには革を全て顔料系の仕上げがされている革に張替えるか、もう一つは顔料塗装で塗装するかのどちらかになります。 結局、革の状態なども考慮して費用が安い塗装でメンテナンスする方向になりました。 後は、普段よく座っている部分のクッションが凹んできてしまい直したいとの希望もあったので、ウレタンクッションも一部交換です。 この部分によく座られるようで、他の部分に比べ少しヘタっている様子です。 ウレタンクッションの交換後は、全体的に洗浄し塗装で仕上げました。 色味は、以前よりも少し濃い色が希望だったので、濃いブラウンに仕上げました。 前にあった色の濃淡部分もなくなって、顔料での塗装とコーティングをしたので今後前の状態に比べて傷付きのしにくさ、変色のしにくさなどがあると思います。 絨毯も今後変えていく予定ということで、部屋の模様替えやリフォームをオーナーさんも楽しんでいるようです^^