こんにちは(^^) 今日は革素材のソファー、イタリアのニコレッティーのものをお預かりしましたので、そちらの修理事例のご紹介をさせて頂きます。
修理の内容はというと、革の表面の塗装の剥がれが主で、ほかにはウレタンクッションのヘタリや沈みも気になるとのことでしたので、一緒にそちらも交換という形で修理させて頂きました。
修理の前のソファーの状態はこちらになります。
一見まだまだ問題ない範囲に見えますが、それではウレタンクッションのヘタリは購入当初に比べて大きくなってきているようです。 そして、革の表面の状態に関しましても経年でついた革のシワなどはありますが、特に問題ないようにも見えます。 でもよく見るとこの様な感じになっていました。 オーナーさんが気になられていた個所はこちらです。 十数年使っている間に出来てしまった、小傷や革表面の剥がれなど、これを改善したいとのご希望でした。 本革は布や合皮に比べると、長持ちする素材と言われ、確かにメンテナンスの状態や使用環境によってはかなりの年数使っていただける素材だと思います。 それでも手放しで放っておくと、寿命を縮める場合もあり この段階で、更に悪化する前にメンテナンスをしておくという選択は、間違っていないと思います。 今回は、ソファーの革表面を一度余分な汚れや脂分などを取り除き、その後に塗装をも一度行いながら傷の修正、そしてコーテイングをしました。 ウレタンクッションについては座面や肘掛にも張りとクッション性を戻すために、交換しました♪♪ 施工もすべて完了し、こちらが納品時のお写真になります。 座面にも張りが戻り、ウレタンクッションを交換したことにより修理前にあった革のシワも、幾分改善されたかと思います。 革表面の剥がれなども解消されました^^ 今回お預かりしたのは、3人掛けと1人掛けのソファーを各1体でした。 ソファーが奇麗になって、仕上がり後のお部屋の印象も悪くは無いのではないでしょうか(^^) 革の椅子やソファー、布生地の椅子やソファー、そして合皮生地のソファーや椅子など、張替え修理やパーツの修繕、そして特注品などソファーや椅子のことは、気軽に声をかけてください。