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ハイバックのアジアンチェア 生地の張替え修理

こんばんは。今日は以前にインドネシアで購入されたという、ラタンチェアの張替え事例のご紹介をさせて頂きます。

 

お預かりさせて頂いた椅子はこちらになります。

IMG_2216 (1)

背凭れはラタン素材でハイバックになっていて、座面の生地は合皮の張地です。

 

その合皮の部分の表皮が剥がれ落ちてしまっていて、見栄えはもちろんの事、放っておいても次々と生地が剥がれてきてしまうので、張替え修理の依頼を頂きました。

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ほとんどの椅子は、同じように生地の剥がれが目立っていました。

 

お預かりしたのは、全部で8脚。仕上がりまでには少し時間がかかるので、4脚の椅子をお貸出しさせて頂き

少しの間だけ我慢していただきました(;^ω^)

 

今回も椅子を確実に搬出させて頂き、自社トラックにて弊社工場まで一旦持ち帰りさせて頂きました♪

 

お引き取り後は早速施工の開始です。

 

ラタンの部分は修理はしないので、まずは椅子の座面生地をまずは剥がしていきます。

IMG_2416 (1)

生地が張られていな状態は、こ~んな感じです。

 

生地を剥がした後は、新しい生地を裁断~縫製~仕上げの張り込みへと進めていきますが、まずは生地をどのような寸法でどんな形状に裁断していくかを決めるため、型取りの作業をやっていきます。

IMG_2403 (1)

新しく選んで頂いた生地はサンゲツの合皮 ソフティストレッチUP8699になります。

詳しい生地情報をお知りになりたい場合はこちらのデジタルカタログからどうぞ ↓

https://contents.sangetsu.co.jp/digital_book/up16/?_ga=2.197597423.1156891567.1576498761-1251455514.1571020582

 

 

パターン用紙で作った型を基に、生地にマーキング~裁断へと移っていきます。

今回の椅子はパイピングというマチに付く長い芯のようなものをいれると、合計6つのパーツになりますね。

IMG_2405 (1)

このほかにパイピングがそれそれ片側のマチに一つずつで、合計6パーツ。

 

裁断も終わると次は縫製です。

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座面の生地に玉縁(パイピング)をミシンで取り付けていく作業ですが、ミリ単位のズレも仕上がりに影響する場合が多いので、初心者の時はこの作業は緊張ものでした((;^ω^)

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8枚のパイピングの取り付け完了♪

 

 

それで今度はマチをこのパーツにミシンで取り付けしていきます。

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そしてこちらの縫製も完成です。

 

ミシン作業も細かな気を使う仕事ではあるんですけど、仕上がった時は何とも言えず気分が高揚します^^

好きな人には楽しい仕事だと思います♬

 

そして仕上がった生地を、先ほど生地を剥がした座面に張り込んでいって、張替え完了です!

IMG_2419 (1)

こんな具合で生地が新品になりました。

 

後は納品までの仕事をしっかりさせて頂きたいと思います。

 

張替え前は左程気分も上がらなかった劣化してしまった椅子やソファーも、張替えをすることでとても奇麗な状態に戻ります。

 

椅子やソファーの生地や木部が傷んでしまったなどの場合は、買い替え前に張替えも検討してみては如何でしょうか^^

 

 

 

 

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