本革の素材の良さは、素材の強さ! そして使い込む程に出て来るその椅子や環境に馴染んだ風合い。
それでも痛みすぎてしまうと本来のソファーや椅子の機能を果たせなくなってしまう事も。。
本革の場合は塗装修理という方法もありますが、このダイニングチェアは張替え修理での修複です。
革表面の色あせやスレ傷、背もたれ部分は切れた感じの破れの部分もあります。
まず椅子の座面と背もたれの革の剥がしを済ませ、その後に型取り、そして裁断後に縫製を行って、クッションの補充後に張り込みです。
修理の前の椅子の様子です。
本来が座面の真ん中が湾曲している作りですが、座面の凹みも多少ありますので ここはウレタンの補充によって回復させます。 ウレタンクッションの交換によって、修理前と修理後の座り心地。。全然違います。 それでは、修理の仕上がりはこちらです。 見た目も全然見違えました。 やっぱり修理後は気持ちいい!です。