おはようございます☆ 今日はニコレッティーの革ソファの張り替え事例をご紹介させて頂きます。
ソファーの痛みは座面や肘掛の生地の傷みが、背凭れなどに比べて先に表れやすく、他の部分は傷んでないのに
座るところだけ何とかならない?
などというお声も偶に聞きます。
そんなご要望にお応えして、ソファーの座面の生地だけを張替えた今回の事例になります。
お預かりさせて頂いたソファーはこちらです。
十数年使っているという、こちらのソファー。 革が思いっきり破れてしまっていました(;^ω^) ですが、ご安心を。 ということで、全体的に革のクリーニングを掛けてその後座面部分の革を張替えていきました。 まずは発注頂いた後、このタイプですとご家庭内での張替えは難しいので、ご自宅から搬出させて頂きました。 ですが問題は家の間口が狭く、搬入の際にはクレーンでの吊り上げを行って搬入したとの事でした。 ですがクレーンでの吊り上げ吊り下げは、費用的にもなかなかのものになってしまうので、出来るだけ安く費用を抑えて頂くために今回はこの方法で搬出しました。 ソファー本体の分解です。 ご自宅内のスペースをお借りして、一度ソファーの分解作業。 背凭れとアーム&座面と2つに分解可能なので、ここまでの分解をして搬出すれば狭い間口もへっちゃらです♫ そして工場にて全体的にクリーニングを行って、座面生地の張り替えです。 まずはパターンの作成後に、ソファーに合う革を選んで生地を裁断していき、その後は生地の縫製作業をしていきます。 座面の生地もステープルの針を一つ一つ抜いていってから、剥がしていきます。 ここの赤丸の中にある横長の跡、ここにステープルという針で生地が留めてありますので、まずはソファーの生地を剥がす第一段階としてここに打ち込まれている針を抜いていきます。 縫製が完了した生地を座面のフレームにもう一度被せていきます🎵 そしてソファーの座面の張り替えが完了です。 大きく破れていた座面の生地も解消されて、全体的に黒ずんで汚れていたソファーもクリーニングで奇麗になりました☆ ソファーの劣化症状でこのようなケースは多いのではないかと思います。 一つご参考になれば幸いです。 ソファーや椅子の張り替えや修理 ファニチャーリペアテーブル☆