こんにちは☆ 本日ご紹介させて頂く、ソファーの張り替え事例です♬ お預かりしたソファーブランドはイタリアのソファーメーカー、ナツッジ。
ナツッジ(NATUZZI)というとイタリアのブランドだけに、レザーソファーの多いイメージです。
今回張替えのご依頼をいただいたソファーも総革張りのカウチソファセット、かなり大きめのセットソファーでした^^
その張替えにお預かりしたソファーはこちらになります♬
広いリビングにサイズ感もピッタリで、落ち着いたネイビー色なので色々な部屋の雰囲気に合いそうです^^ 数十年前に展示品を購入されたという、このソファーセットですが、それくらいの年数が経過するとソファーの 躯体自体はまだまだ頑丈ですが、革の表面にはどうしても綻びが出てきてしまいます。 オーナー様も数年前から張り替えや修理は検討されていたようですが、なかなか張替えるタイミングも無く この度ご自宅のリフォームを機に、ソファーも修繕される運びになったそうです。 張り替え方法としては、全面的にレザーを張替える、若しくは塗装修理や座面のみの張り替えなど幾つか方法は ありましたが、今回はご予算も勿論考慮しなければいけませんので、座面部分の張り替えを行う事になりました。 この様に、特にソファーの座面部分の革の痛みが激しく、本革ソファーを使ったことのある方であればご経験され た方もいらっしゃるのでは無いでしょうか、革の表面の擦れ傷や塗装面の剥がれなど、色も薄れて見た目も良くない状態です。 ソファーや椅子がこのような状態になったとしても、捨てずに張替えや修理で十分再生することが出来るので、 こんな症状でお困りの時には、買い替えという選択もあるかと思いますが、張り替えも視野に入れてみては如何で しょうか。 ソファーの張り替えを行うには、ご自宅内で行う事は出来ないのでソファーセットをご自宅から一度工場へ搬出させて頂きます。 搬送の際には、ソファーはこの様に分離するので一度ご自宅内でソファーを切り離しての搬出です★ しばらくソファーの無い生活が続きますが、奇麗な状態になって戻ってくるので少しお待ちください(^_-) 工場にソファーを運び、早速ソファー全体を分解し作業の開始です。 ソファー座面のクッション性も気になるという事で、座面の置きクッションを外し更にそのクッションの土台となる部分を確認すると、上の写真のようにベルト格子状に張られています。 このウェービングベルトもかなり弱っていて、張りが無くなっていたので、その為に座った時のクッション性も悪くなっていたのでしょう。 ウレタンクッションの交換と同時に、このベルトも新しいものに交換を行いました。 ソファーの本体はコーナー部分も入れると、全部で5体。全てのウェービングベルトを交換します。 この様にクッション下の、ベルトやバネを交換してあげるとかなりクッション性も変わると思いますので、最近クッションが効かなくなってきた、弱くなってきたなどと思った時は、こういった部分を疑ってあげると良いかと思います。 そして、座面の置きクッションなどのウレタンクッションも交換し、新しい革に張替え、ご自宅のリフォームも完了したというタイミングにて、仕上がったソファーをご納品にお伺いさせて頂きました♬ 擦れて革の表面がカサカサしたり傷がついていたりとしていましたが、奇麗な状態に戻りました。 座面だけを張替えたのですが、特に背凭れとの色味の違和感も生じずに仕上がったと思います。 この様に深くない傷が多少あり、表面が擦れているだけの状態の箇所は塗装修理にて対応させて頂きました。 塗装修理でも、この様に奇麗に復活するので費用面でもメリットは高いのかと思います☆ ソファーや椅子の張り替えは本革生地やファブリック、合皮などどの様な生地でも対応可能ですので、リフォームやお引越しにに伴って、今まで気になっていたソファや椅子の劣化を直して奇麗にしてみませんか? うちのソファーや椅子は張り替えるとどのくらいの値段なの? このソファーは修理出来るのだろうか? などなど、ソファーや椅子の張り替えや、木部の塗装修理など、お困りごとがありましたらファニチャーリペアテーブルまでお声掛け下さい^^