こんばんは✌(‘ω’✌ ) いつも張替えや修理の記事をご覧いただいて有難う御座います😎
コロナウィルス、この先どうなるのでしょうか。
首都圏封鎖などという言葉も耳にしますが、外出自粛を心がけながらも出来る事はやっていきたいと思っております。
そんな中ですが、今日もソファーの修理事例をあげていきたいと思います🤔
今日ご紹介させて頂くのは、ドイツのヒモラ製ソファーです🛋
ヒモラと言えば上質な革の他、ウレタンクッションに高い技術を持っていてそのウレタンクッションが売りのソファです。
モールドウレタンといって、一定の型にウレタンを流し込んで固まれば出来上がり! 簡単にいうとその様な製造方法のクッションです。
そのウレタン材には特にオーナー様も問題を感じていないようなのですが、表面の生地が革張りになっていて
その革の劣化が気になるという事で、呼んで頂きました。
お預かりさせて頂いたのはこちらのソファー、一見すると使用感はあるものの、そこまで傷んでいない様にも見えますが、UPで見てみるとこの様な感じです。 こちらソファーの座面部分なのですが、この様に革の表面が荒れてしまっていました。 革の塗装も剥げてきて、ひび割れのようになってしまっています。 船体的に色合いも、元はもう少し明るい色だった気がする。。。 と。 使っていくうちに、ソファーや椅子の色が黒ずんでしまっていても、目も慣れてくるのであまり気に掛けなくなって気が付かない事が多いのかと思います。 上の写真は背凭れと、座面の間。 境目といいますかね。 ここを少し開いてオーナー様に見せてあげると「あ~、こんな色だった!」と。 写真では少しわかりにくいですが、写真の手前が革が黒ずんでいて、奥の部分は少し明るいのがわかりますか? 実際はもっとはっきりと色の違いがわかりました🤷♂️ 今回はこちらのヒモラのソファーとスツールを工場に持ち帰らせて頂いて、塗装修理での仕上げを行いたいと思います☆ いきなり仕上がってしまった写真ですが👀 座面にあった革のひび割れや、ソファー全体の黒ずみなどもとても奇麗に解消されました! 修理前まで汚れて傷が沢山あった革もこの通り、奇麗な状態で、ソファー全体が明るくなったと思います^^ 革ソファーや椅子は、修理や汚れ落としの方法なども分かりにくく、ソファーの購入時に同時に買ったレザークリームなどを塗るのがご家庭でのメンテナンス作業の主なのだと思いますが、汚れてしまった上からレザークリームなどを塗り込んでいくのは、汚れを押し付けているような作業になってしまいますので、まずは蓄積した余計な油分や汚れを取り除き、そのあとに傷の修復や色直しなどをするようにすると良いと思います😊 後はレザー用のコーティングを施してあげることで、今後生地の寿命が長持ちしますので、そのような方法もメンテナンスとしてかなり効果的だと思います。 革素材の他、ファブリックや合皮生地など椅子やソファーの張り替えや修理の事など、分からない事がありましたらファニチャーリペアテーブルまで是非声を掛けてください⁂