コケティッシュなフランスの魅力がギュッと詰まったソファブランド「ロッシュボボア」。
今回、張替えをはじめとする修理のご依頼をいただいたのは、このロッシュボボアのソファです。お客様所有のロッシュボボアのソファは、美しい白色。
フローリングの床と美しく調和するこのロッシュボボアの白いソファ、まずは劣化が著しい座面の革の張替えです。
使用した革は、「ボスブライト」。
それではまず、お客様のところか引き取ったときの張替え前のソファをご覧ください。
座面の部分、ぼこぼこした感じが気になりますね。 ご家族が最も愛用する2人掛けもこんな具合です。これでは、座ったときに体が沈んでしまうのは自明の理。 問題の座面のクッションを取り外し、ズームを当てると。 染みやら汚れやらがかなり目立ちます。ベージュに近い白という贅沢な色ですから、やはり汚れなども目立ちやすくなってしまいます。 座面のクッションは、金具とベルトで本体からズレない様に固定されている為、その金具を取り外しクッションを本体から外していきました。 ソファや椅子の生地の劣化は、座面やアーム部分などの人肌の触れる部分から始まります。 今回、お客様のご要望をお聞きし、この座面部分の張替えを行うことになりました。 張替えのないそれ以外の部分は左程劣化もないため、張替えない部分に合わせて原皮より染色塗装を行い 張替え部分の色を合わせます。 そして、すべての工程を終えたソファはこのように生まれ変わりました。 まずは、クッションのへたりが目立っていた3人掛け。新しい革とクッションを得て、張りが戻っています。 今回は張替えを行わなかった背もたれをはじめとするその他の部分と、色の相違はありませんね。 使用頻度がより高く、そのために劣化具合も激しかった2人かけ。こちらも、輝くような色を取り戻しました。こころなしか、床のフローリングもきれいに見えます。 一流品に属するブランドのソファは、購入時のお値段もそれなりですが、張替えや修理を行って使い続けていくだけの価値のある製品だと思います。 修理や張替えに関しては頭を悩ませる事も多いのではないでしょうか。 そんな時は我々プロはさまざまな解決法をご提案させていただく事が可能ですので、お困りの際には是非お声掛け下さい。 こうしてよみがえった美しいソファは、周囲のインテリアも引き立たせてくれるかと思います。 ソファの張替えどきかなと思ったら、悩まずにファニチャーリペアテーブルにご一報ください。お客様のご都合を伺いつつ、最良の解決法を提案させていただきます。