飲食店やカラオケボックスそれに美容室などには欠かせない、店舗用のBOXソファーや椅子など。張り替え修理の際には、ほとんどの場合が既存素材と同じビニールレザーなどの合成皮革が使われています。ソファーや椅子の使用頻度も高い為、修理の時の料金が安かったり、、水分などの汚れに対しての掃除やケアのしやすさなど合皮を使う事のメリットも沢山あります。

今回は、東京都内新宿区への出張施工です。合皮のBOXソファーの角に剥離があってポリウレタン樹脂の下の布が見えていましたよ。施主の方とのご相談の結果、張替え修理をするよりも更に費用を安く仕上げたいとのご希望があり、簡易的な方法で皮革塗料と密着剤を使用して剥離してしまったPU樹脂部分を形成し直しました。

角がこの様に剥がれてしまってました。

反対側も・・・

下の布は残っていて、密着させる土台はあるので合皮の場合は密着剤を下地に敷いてその後に皮革塗料や溶剤などの配合をし、剥がれてしまった椅子のパーツに沿って形成します。

修理の後はこの様になりました。

張り替えてのクッション交換などとは違う方法での修理ですが、施主のご要望に合わせまして修理の完了です。

痛みの状態やご要望に合わせまして、椅子やソファーの張替え修理や皮革や木部の塗装や折れ修理など、椅子やソファーに関する事はなんでもご相談お待ちしております。