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ミノッティ画像1

 

デザインというカテゴリーにおいては、遺伝子的にも天才的なパワーを有するイタリア。

その中でも、イタリアンデザインのモダニズムを体現するブランドが「ミノッティ」です。

安直な家具が市場を席巻するようになった近年も、メイド・イン・イタリーにとことんこだわり超高級なソファを世界に発信し続けるミノッティ。

いったいどのようなブランドなのでしょうか。

 

イタリアのエクセレンス代表

ミノッティ画像2

 

ミノッティの創業は1948年。

創業者のアルベルト・ミノッティは天賦の才に恵まれた職人で、セレブが集まるリゾート地コモ湖周辺の顧客をターゲットにほぼ直観でミノッティを立ち上げたと伝えられています。

ミノッティの本拠地であるメダは、富裕層の顧客を対象にした洗練された家具の歴史という点においては一頭地を抜く存在でもありました。

 

1960年代に入ると、ミノッティの企業の規模は拡大していきます。特にホテルや大企業のサロンなど、ホスピタリティのカテゴリーの中でミノッティのソファは急速に知名度を上げていったのです。

 

創業者のアルベルト・ミノッティが亡くなった後、息子のレナートとロベルトは国際市場へと舵を切ります。その戦略の一環が、カッシーナなどのイタリアを代表する家具ブランドとのコラボで知られていたロドルフォ・ドルドーニとの協業でした。

ミノッティのイタリアンモダンとしての道筋は、ドルドーニによって構築されていったといっても過言ではありません。

 

現在のミノッティは、3代目の世代となるアレッシオ、アレッサンドロ、スザンナによって牽引されています。

2020年には、豪華客船などを対象にした新たなホスピタリティにおける分野に進出。

創業70年を超えた今も、ミノッティをイタリアのエクセレンスの象徴として君臨しています。

 

ミノッティのソファ、その特徴

ミノッティ画像3

 

ミノッティのソファの特徴、それは流動的でありながら創造的な要素によって細部まで構成されている点です。

秀逸なモダンという点では世界でも認められているミノッティですが、一見すれば非常にシンプルに見えるラインにも、大胆で挑発的なデザインが潜んでいます。

強力な美的個性、圧倒的なエレガンス、比類ない快適さ、そうした要素が確固とした技術によってひとつのソファに込められているのです。

フォルム、素材、色の洗練された連続性もまたミノッティのソファの特徴のひとつです。その普遍性は、インテリアからエクステリアへと自然に結ばれていく線をも生み出しています。

イタリアを代表するソファブランドがその生産を海外に移行する中、ミノッティはこうした理念に基づいてあくまでもイタリア国内での生産にこだわり続けているのです。

 

ミノッティの個性豊かなデザイナーたち

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1998年からミノッティに参画しているロドルフォ・ドルドーニをはじめ、ミノッティには才能あふれるデザイナーたちがコラボしています。

 

もはやミノッティのストラテジーともいえるドルドーニは、豊富な文化的教養を背景に合理主義のデザインを得手とするデザイナーです。ミノッティを代表するソファのほとんどは、ドルドーニによってデザインされてきました。

 

2016年からミノッティとコラボするフランス人クリストフ・デルクールは、控えめで優美な線をデザインすることで知られています。1990年代の終わりにフランスでデビューした彼、ミノッティのモダンとその細心な感覚がマッチして高く評価されています。

 

また、2018年からは日本人デザイナー佐藤オオキもミノッティに参画。

東京でデザインスタジオNendoを主宰する彼は、多面的なデザインで定評があります。

 

2017年には、ブラジル人マルコ・コーガンとのコラボを開始。

南米独特のモダンデザインの要素が、ミノッティと融合したといわれています。

 

このように、イタリアのモダン代表といわれるミノッティは、世界中のデザイナーと手を組み新たな世界を模索し続けています。

 

ミノッティの代表的なシリーズ

イタリア北部の富裕層御用達から世界のセレブたちのサロンの定番となったミノッティ。その魅力が詰まった人気のラインをご紹介いたします。

 

・Alexander

ミノッティの顔ともいえるロドルフォ・ドルドーニによってデザインされたソファ「Alexander」。

合理性を最重要視するドルドーニだけに、このシリーズは100以上のモジュールが可能という特徴があります。空間や用途に合わせて、独自のスペースを構成することが可能であるため、ミノッティの中でも抜群の人気を誇っています。

背もたれやひじ掛けの高さの選択もできるなど、多様性を有するラインです。

 

Alexanderシリーズは以下のサイトからご覧になれます。

https://www.minotti.com/it/alexander

 

・Granville

フランス人クリストフ・デルクールによってデザインされた「Granville」。彼のこのシリーズが登場するまでは、ミノッティのソファデザインはすべてドルドーニに一任されていました。まさに、新しい時代の幕開けを告げるラインといえるソファです。

ドルドーニとは異なる繊細なラインが特徴といわれる同シリーズ、細部にいたるまで計算しつくされており、快適性における新しいコンセプトを生み出したと評されました。

背もたれの幅、ひじ掛けの有無などの選択肢もあり。

 

Granvilleシリーズをご覧になりたい方はこちらからどうぞ。

https://www.minotti.com/it/granville#

 

 

・TAPE

ミノッティにアジア人として初めて参画した佐藤オオキがデザインした「TAPE」。

彼が得手とする領分が存分に発揮されて、イタリアでは「アイロニックなライン」と激賞されました。本体部分からにょきっと出る脚部が目につくデザインは、飄逸なイメージもありますね。

ファブリックとレザー、いずれのカバーもカスタマイズが可能です。サイズ的にも、自宅や公共の場で幅広く使用が可能なラインです。

 

TAPEの製品をご覧になりたい方は以下のサイトからどうぞ。

https://www.minotti.com/it/tape_2#

 

最後に

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富裕層がセカンドハウスを構える北イタリアのコモ湖周辺で創業したミノッティ。

セレブたちのニーズにこたえる手堅いブランドとして、70年以上も成長を続けているブランドです。

モダンで洗練されたデザインは、ミラノを中心とするイタリアらしさとともに世界中の一流デザイナーとの競合から発信されてきました。

ここ数年でさらに評価を上げたミノッティは、あらゆる空間や用途に合致させることができる柔軟性でもよく知られています。今後の新展開も楽しみですね。

 

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