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椅子がない世界。

そんな生活が想像できないほど、私たちの日々の生活の中で椅子は重要な役割を果たしています。

普段は意識することもなく何気なく腰かけている椅子には、実にたくさんの種類があるのをご存知でしょうか。

今日は、椅子の種類とその役割についてご紹介したいと思います。

 

  • 改めて知る「椅子」の定義

そもそも、椅子とは正確にどのようなものを指すのでしょうか。

辞書を引くと、シンプルに「腰かけて座るための家具」と出てきます。座面とそれを支える脚で構成されるのが基本で、アーム部分や背もたれはあったりなかったり。

椅子の種類は実に30を超えるタイプが存在するといわれています。そのうちのいくつ、みなさんは生活の中で使われているでしょうか。

本日は私たちが「椅子」と発音するときに思い浮かべるタイプについて触れていきたいと思います。

 

  • 生活の中で最も身近にある椅子「ダイニングチェア」

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まず、椅子の代表格として挙げられるのがダイニングチェアです。

ダイニング、すなわち食事をする場所にある椅子のことですから、生活の中でも最も身近にある椅子といえるかもしれません。また、幼少期からも利用する点を考えると、人生の中で最も長く愛用する椅子でもあります。

食事の際に利用するのですから、食べ物によって汚れる可能性も高いのがダイニングチェアです。そのため木製であることが多く、背もたれがついているのが普通です。座面部分も拭き掃除などが可能な素材が使用されています。もちろん、お好みで優美なタイプも存在しますが、一般家庭ならば機能性や利便性を最優先することが多いでしょう。

使用頻度が高いため、修理に出すことが多いのも特徴かもしれません。

 

  • 1日の大半を過ごす椅子「オフィスチェア」

 

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オフィスチェアとはその名の通り、仕事をするために使用する椅子のことです。

かつては会社で使用する椅子を指すことが多かったのですが、昨今の巣ごもり生活のためにご自宅にも仕事用の椅子を購入した方が多いのではないでしょうか。

デスクワークの方にとっては、1日の大半をこのオフィスチェアに座って過ごすことになります。近年のデスクワークの多くはパソコンを使用するのが主流。それに合わせて、高さが調節できたりキャスターで移動がしやすかったり、座ったり立ったりがしやすい工夫が施されています。

座っていても腰に負担がかからないものや、汗をかいてもべとべとしない素材など、価格に応じたデザインが施されています。

 

  • くつろぎの場を提供する「リビングチェア」や「パーソナルチェア」

 

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リビング、つまり今にある椅子を指すリビングチェア。仕事や勉強から離れてくつろぐ時間に使用する椅子です。テレビを見たり家族でおしゃべりしたり、あるいは一人で本を読んだりタブレットをいじったり。

そんな時間に使用するリビングチェアは、リラックスすることを重要視して作られています。スペースのある居間にゆったりとくつろげるサイズのリビングチェアを設置する人もいれば、コンパクトなアパートでも自分用のリビングチェアを所有している人も少なくありません。まさに自分用というわけで、非常にパーソナルな性質を有している場合は「パーソナルチェア」と呼ばれることもあります。

たいていはファブリックや革で体をゆったりと休められる素材が用いられて、背もたれや肘掛けも個人の好みで選びます。高価なものになるとリクライニングできたり、オットマンと呼ばれる足を乗せる台がついていることもあります。

くつろぎの時間に使用するため、リビングチェアあるいはパーソナルチェアも経年によって劣化する可能性が高いタイプです。座面を支えるクッションや、カバーとなっているファブリックや革の生地は、購入後数年たったら修理する必要が出てくるかもしれません。

 

  • 贅沢に優雅に使う椅子「リクライニングチェア」

リビングチェアの中でも、背もたれの調整が可能であるタイプが「リクライニングチェア」です。座り心地を追求するためにさまざまの固さのクッションや無数のタイプの生地があるリビングチェア、こだわれば当然お値段も上昇します。そして、くつろぎ方に合わせて背もたれの角度が選べるリクライニングチェアは、さらに贅沢なタイプの椅子になるわけです。

ここ最近は人間工学から生まれた技術を駆使して、特にリクライニングチェアに重点を置くブランドも出てきました。足を置くオットマンが付属品としてついていることも多く、かなりのスペースを要するのも特徴のひとつ。

テレビや映画を鑑賞したり音楽を聴いたり。そんな優雅な時間にピッタリなのがリクライニングチェアです。

家で過ごす時間が多くなった今年は、特に注目度も上がっているのではないでしょうか。

 

  • くつろぎよりも実用性重視の椅子「スツール」

 

 

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キッチンがカウンター式になっているご家庭では、「スツール」と呼ばれる椅子を使用されることも多いかもしれません。通常のダイニングチェアは、まさに家族で集ってゆっくり食事をすることをコンセプトに座り心地のよさが条件になっています。

いっぽうスツールは背もたれがなく、多忙な朝に家族がささっと朝食をとったり、1人の食事を手軽に済ませる際に使用されることが多いのが特徴です。比較的脚の部分が長いスツールが多く、座面は丸い形をしています。長く腰かけていると決して座り心地は良いとはいえませんが、スタイリッシュに見えるデザインと家庭の状況にあわせた利便性で人気があります。

 

  • ゆらゆらと心地よく揺れる椅子「ロッキングチェア」

 

 

「ロッキングチェア」は、足の部分にカーブした板がつけられているため、椅子全体が前後に揺れるタイプを指します。体全体を椅子に預けるために、背もたれが高いのが特徴です。

1700年代の初めにイギリスの植民地で使用されたのが起源といわれるロッキングチェアは、木や籐を材料に作られるのが主流です。近年は、著名なデザイナーによるさまざまな素材を使ったロッキングチェアも登場しています。

揺れを愛する人には心地よいロッキングチェアは、普通に腰掛けるだけのためには使用できないというデメリットもあり、好き嫌いが分かれるところかもしれません。

 

  • 公共の場に置かれるデザイン性の高い椅子「ラウンジチェア」

 

 

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その名の通り、ホテルのラウンジやロビーでお目にかかる椅子が「ラウンジチェア」です。高い天井や広いスペースに合わせて、重厚感があるデザインが多いようです。設置されている場所のインテリアに合わせて、個性的なデザインのラウンジチェアも少なくありません。

ラウンジやロビーは、それなりの身なりの人が利用することが多く、優雅にお茶を飲んだり商談や歓談に利用されることもあります。そのため、贅沢感があるラウンジチェアがよく見られます。

 

  • 最後に

普段使用している椅子にはそれぞれ名前があり、使用に特化しているものが多いことがわかります。1日の生活の中でも、さまざまな椅子を使い分けているわけですね。

2016年の調査では、全世界の60パーセント以上の人々が1日の中で3時間以上椅子に腰かけて過ごしていることが明らかになっています。

そのため、健康や姿勢を維持するためにはより座り心地のよい椅子が求められる時代に入ってきました。

これだけ座っている時間が長いのに椅子の座り心地が悪ければ、当然心身に大きなストレスがかかってきます。

質の良い椅子を使い分けて、生活にもメリハリをつけることをお勧めいたします。

思い入れのある大事な椅子は、修理を重ねて人生の佳き時をともにしていただきたいと思います。

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