こんにちは☼ 弊社のブログでは椅子やソファの張替え修理やパーツ交換、造作ソファの制作など日々の施工事例をご紹介しております。
ソファや椅子の今の劣化状態や造りたいもの、仕上げたいイメージなどにより施工内容も変わってきますので、ご自身の施工イメージや劣化状態などに似ている事例などありましたら、是非ご参考にして頂けると幸いです。
それでは今日ご紹介する施工事例になりますが、今回お預かりさせて頂いたのは、業務用家具のADALの椅子です。
ご依頼いただいたのは法人様で、オフィスで使用されている革の椅子になります。
まずは施工前の椅子の状態ですが、こちらになります。
スチールのフレームに生成り色のヌメ革シートが張られているレザーチェアになります。 見てお分かりになるかと思いますが、革の表面に多くの染み跡がありますね。 革の種類からしてもこの様な染みや汚れが付きやすい材質になるので、長年使い込むと皮脂や水分でこの様に染み汚れが付き、革は飴色に変化したのだと思います。 今回はこちらのチェアを塗装修理で施工させて頂きました。 そして色はブラックへ変更していきます。 今後塗装した後は、吸水性が今よりも低くなり現状の様に染みが付きにくくなる状態で仕上がると思います。 本革も全てが同じではなく、表面の塗装処理や鞣し方などでメンテナンスの方法や劣化の仕方もずいぶんと変わってきます。 ですので、革のソファや椅子などを使う場合には、その革の特性を知っておくとメンテナンスや劣化した時の対処方にも不安が少なるなるかもしれないですね^^ お預かりさせて頂いた椅子は一度工場にて、油分や汚れを出来る限り除去しその後には下地の処理を施して、塗装作業へと移っていきます。 乾燥期間やコーティング処理を進めて、仕上がった椅子がこちらになります。 以前まで革にあったシミも消えて、色も黒へ変わりました。 クロにするメリットは、汚れやシミなどが目立ちにくいという事でしょうか。 その代わり傷がホワイト系に比べて目立ちやすかったりと、ホワイト系、ブラック系とそれぞれ一長一短あるかと思いますが、今回は以前の染み跡が一番気になるところでしたので、黒で良かったかと思います☆ お預かりさせて頂いた6脚全てカラーチェンジをしました。 椅子やソファの汚れや劣化、又は破損や新規作成など、椅子やソファに関するお困りごとは御座いませんか? ご用命は是非ファニチャーリペアテーブルまでお声掛け下さい。