おはようございます☼ 本日はカッシーナ(CASSINA)のブーメランシリーズの一つ、カウンタースウィベルチェア(BOOMERANG counter chair) のカバーリング生地の張り替え事例をご紹介させて頂きます。
このブーメランシリーズにはベンチソファや背凭れ付きのソファ、そしてキャスターチェアなど幾つかの種類があるようです。
今回お預かりさせて頂いたのは、スウィベルタイプのブーメランチェア4脚です。
スウィベルチェアとは「回転椅子」という意味になりますね、旋回などの意味でもswiveledとなります。
今はキャンピング用の椅子なんかでもスウィベルチェアがあるようです^^
それでは早速今回の張替え事例になりますが、生地が特段破れていたりなどしている訳ではなかったのですが、恐らくオーナー様のご意向としては、生地を変えてイメージチェンジを図りたかったのでしょうか。
まずは張り替え前の椅子の状態がこちらになります。
こちらお預かりさせて頂いた4脚のブーメランチェア。 御覧の通りこのままでも素敵な椅子です^^ 今回は4脚とも生地をそろえて張替えを進めさせて頂きます♪ 1脚だけ色の違うこちらの椅子も他の3脚と同様、同じ生地で張替えです。 まずは椅子から既存の生地を剥がしてから、縫製で繋がっていたパーツを分解してそれぞれのパーツの型を起こしていきます。 寸法と形状を間違えない様にしないといけませんね。。。 そして起こした型を基に新しい生地を裁断して、縫製で再度パーツを組み立てていきます。 今回選んで頂いた生地は、シンコールの「インフェルノ」品番は7382、肌触りが良く高級感もあるチャコールグレーの生地になります。 今回選んで頂いた生地は、下記のURLより生地の詳細情報とその生地を使った仕上がり例も確認出来ますので、ご興味ある方は是非チェックしてみて下さい★ https://qr.sincol-material.jp/product_details/inferno_1921/ 裁断した生地を縫製していき、徐々にパーツも組みあがってきます。 こちらは背凭れのカバー部分になりますね^^ これは裏側のパーツの部分ですが、ここはファスナーで繋がり最終的にカバーを閉じる部分になります。 ファスナーの縫製も完了です。 先程縫製した写真の部分はこの様にファスナーで閉じてこんな感じに仕上がります💺 仕上がったカバーを被せて新しい生地で張替えが完了しました♪ 生地が変わると、やは雰囲気全然違いますね! ブランドソファやブランドチェアの張替えや修理、ノーブランドでももちろん構いません。 椅子やソファやテーブルなどの脚物家具の修理や張替えなどのご相談は、是非ご相談頂ければと思います♬