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弊社ではソファや椅子の生地の張り替え、クッションやパーツの交換、木製家具の塗装やメンテナンスなど脚物家具に関する修理や制作を行っております。
こちらのブログでは日々の施工事例を中心に、椅子やソファの事などを発信させていただいてますので、傷んでしまったソファや椅子の張り替えを検討している、イメージチェンジをしたいので生地を交換したい、クッションがヘタってしまったので何とかして欲しいなどなど、椅子やソファに関するお困りごとなどある方に参考にして頂けると嬉しいです。
それでは今日もソファの施工事例をご紹介していきたいと思います。
今日ご紹介させて頂くのは、イタリアの高級家具メーカー、Poltrona Frau / ポルトローナ・フラウのソファになります。
ポルトローナのソファと言えば革製のものが多いですが、今回ご相談頂いたソファも生地は革張りのものになり経年で革が傷んでいたり汚れてしまっていたりするという事で奇麗にメンテナンスをしてほしいというご相談を頂きました。
ソファの方のメンテナンス前の状態ですがこちらの写真の状態になります。
こちらの2シーターと3シーターのソファが1体ずつあり、革が破れているような劣化ではないのですが黒ずみや擦れ傷などところどころに痛みが出ていましたので、全体的にメンテナンスをさせて頂きました。 細かく見ていくと、この様にクッションの玉縁の部分の擦れもありましたがこのパイピングのところは擦れやすい箇所だと思うので、ある程度の期間使っていればソファの中で劣化しやす場所の一つですが、こういったパイピングはクッションの形状を奇麗に見せてくれたりする役目もあるので、パイピングが取り付けられているソファの比較的多いかと思います。 こういった劣化は革の表面の塗装膜が剥げてしまっているので、再塗装で修理していきます。 この写真は座面のシートとシートの間のところですが、先ほどの写真と同じように玉縁の部分がすれて剥げてしまっていたり、革のシボの間に黒ずみが溜まってしまっているのが分かるかと思います。 ここは革を一度洗浄して、溜まった油分や汚れを除去して剥げてしまっている部分などは塗装で着彩しなおしていこうと思います。 全体的には再塗装後のコーティングも欠かせないので、そのあたりもしっかりとやっていきました。 こちらメンテナンス後のクッションの写真になりますが、先ほどまであった擦れ傷も奇麗に解消されて、艶感も戻せたかと思います^^ 黒ズミや汚れなんかも奇麗に消えましたね! 他の箇所のクッションも全体的に奇麗にメンテナンスし終わりリフレッシュされたかと思います★ 良いソファは革もしっかりとしたものが使われているので、その分メンテナンスもしっかりとしていきたいところかと思います。 大きく劣化してからのメンテナンスになると全体的に張替えが必要だったり、費用も大きくなりがちです。 そうなる前に定期的なメンテナンスが出来ると良いかともいます。 ソファや椅子の修理や張替えなどでお困りの際には、お気軽にご相談お待ちしております。