本日は東京都大田区のS様よりhimolla社の三人掛けソファーのウレタン交換とウェービングベルトの交換修理、そして肘掛と座面の革部分が禿げてしまった為に塗装による部分的な修理を致しました。
まずは中に入っているクッション材がどのようになっているのか座面のカバーを外し確認いたします。
[ビフォー]
ウレタン素材が長年のご使用でヘタっているのもそうですが、中を開いてみるとウレタンを支えているウェービングベルトという3~5cm幅のゴム(分かりやすく言うとキシ麺のような平らなゴム)が何本が切れてしまっています。 ソファーのクッションを支える構造にもいくつかタイプがありますが、今回のソファーはウレタンクッションの下に格子状にウェービングベルトが張られていて、それによりウレタンクッションを支えていました。 ですので、そのベルトが切れたり伸びたりしてしまうと座面の沈みが出てしまいクッション性を大きく失ってしまいます。 今回は全体的にゴムが伸びきってしまっているので全て新品に交換です! そしてウレタンは。。 劣化により中のスポンジがちぎれていたりとフォームが保たれていない状態。 元々のウレタンと座面カバーを採寸し新しくウレタン製作を行いました。 ウレタン交換が完了した後は剥がれてしまった色も部分的に塗装修理をしコーティングを施し全ての補修完了です。 [アフター] 修理の際には、お客様のご要望に合わせてチップウレタン・高密度ウレタン・ソフトウレタン等、様々なウレタン材を使用し、さらにウレタンの種類、硬さ・厚みの調整することによりお客様のご納得いただけるイス・ソファーの座り心地をご提供します。