本日も椅子の張替え修理事例をご紹介させていただきます!
椅子のメーカーは大塚家具さん、モデルは8339シリーズというハイバックモデルのダイニングチェアでした。
それでは早速、修理前の状態はこちらです。
全体が明るいブラウンのリビングで活躍してくれそうな椅子ですが、座面の手前部分など、張り生地が割れてきてしまっています。 素材は合皮のような質感ではありましたが、恐らくリサイクルレザーではないかと思います。 打ち合わせの結果、傷んでいるのは4脚ともに座面だけということで椅子の座面だけの生地を張り替えることとなりましたが、張替え修理する生地は合皮素材。 そして現状と色も雰囲気も変えてしまうという、お客様の楽しい発想でこのようにリメイクされました。 使用した張り生地はシンコールのコーディア L1748になります。 もともとの縫製が入ったデザインから坊主張りに変更しましたが、生地自体にデザインが入った事によってうまく調和がとれたと思います。 背もたれや脚などの部分と色違いではありますが、同系色の濃い目のブラウンで張替え完了後のイメージは「良い!」と感じました。 お部屋の雰囲気もこの椅子一つで変わるでしょうね。 リビングや仕事場などお部屋の家具のなかで大事なアイテムの椅子やソファー、買い替えによって好みのものを手に入れるのも良いですが、今ある椅子やソファーの雰囲気をこのように変えてみるのも楽しいものだと思います。 椅子やソファーに関する修理やオーダーなどのご相談はファニチャーリペアテーブルまでどうぞ。