おはようございます。先日ご紹介させて頂きましたこちらの椅子、クッション部分や革の交換の他にもう一箇所大事な部分で修理しなければいけない箇所があるんです。
椅子はこちら、その大事な箇所というのは背もたれの木のフレーム部分。 こちらが外れてしまっていました。 外れてしまった木のつなぎ目をアップにすると、このような状態です。 横に伸びるフレームと縦に伸びるフレームが、ダボと呼ばれる小さな木の芯で繋がっているのが分かりますか? その芯が折れてしまって、接着も剥がれていますので一度フレームを解体しダボを繋ぎ直して再度接合致します。 この様な状態になっている椅子の修理依頼は実際かなり多く、椅子の背もたれだけではなく脚の部分などにもとても多く見られる症状です。 使用年数が経過した椅子はある程度致し方ない部分もあるのかとは思います(^_^;) 木や革は天然素材ですので、歪みや伸びや縮みなど年数がたてばある程度起こりうるものですが、修理を行うことでまた新しい状態で使い続けて頂くことが可能なものなので、ソファーや椅子が傷んでしまった時には、このようなものが修理できるかどうか分からない。 という場合でも一度ファニチャーリペアテーブルまで。お気軽にお声がけください(^^)