こんばんは、今日はイタリアンブランドの革ソファを張替え修理しましたので、そちらの修理事例のご紹介です。
オールブラックの本革ソファー、年数も経って座るところと肘掛の部分の皮革に傷や剥がれがありました。
修理前のソファーの状態です。
革のソファーや椅子を使われている方は、このような感じになった経験もあるのでは?? 本革は表面に塗装がされて色が付いているものが多いのですが、その塗装面も傷や乾燥で傷んでくるので、日頃からご自宅では出来る限り乾燥などを防いであげるのもメンテナンスの一つかもしれません ^^ このようにはできる限りならないようにしたいところですね。 お客様のご予算も限られているということで、今回こちらのソファーは座面と肘掛の一部分を張替え修理することになりました。 ソファーや椅子の1部分を張替え修理すると、張替えない部分との違和感が仕上がりに出る可能性もあるので、それを防ぐ為にも張替え後には全体的に塗装メンテナンスで違和感を抑えます。 まずはソファーを解体してからの、座面部分を張替えました。 張替えたので革の状態が完全に戻りましたね! 肘掛の革も張替えて、全体的には小傷などは修復して目に見ては分かりづらい変色等も修正しツヤ感を戻しました。 目に見ては分かりづらいこのような箇所に気を配ることで、パッと見たときの印象が変わります。 何だかわからないけどこのソファー良いよね。 と思う展示中のソファーや椅子などあれば、きっとディテールへの拘りが強い製品なのだと思います。