おはようございます☼ 皆様いつもブログを見て頂きありがとうございます^^ 今日は祖父母の代から受け継がれているという革製のスツールの修理事例をご紹介させて頂ければと思います。
デザインがとてもクラシックな感じで、年代を感じさせてくれる素敵なスツールでした。
全体的に古びた印象があり、各パーツのステッチも解けてしまって、中のウレタンクッションも顔を覗かせていました。 出来れば金箔の柄は残して奇麗な状態に戻せるのがベストという事で、いくつか施工パターンを考えて修理に取り掛かることにしました。 直したいのは、やはり革の擦れてしまっている部分に加えて縫製のやり直し、そしてウレタンクッションも交換です。 そして生地を張り替えることは避けて欲しいとのご希望だったので、生地は張替えずに修理を進めていきました。 結果、革を一度洗浄し、その後再塗装にて修理を行い、解れてしまっている部分に関しては再縫製を掛けることにしました。 そして状態が変わったスツールがこちらになります。 金箔の部分も状態を保ち、全体的にリフレッシュされた印象です^^ クッションの状態も良くなったと思いますので、今後も思い出を長く残していって頂けるのかと思います。 あまり多くは無いケースの修理ではありますが、このようなご希望などもあればご相談頂ければと思います。