こんにちは⛅ 東京都内も一気に寒くなってきましたね、いよいよ冬の到来でしょうか^^
今日の施工現場からお伝えする事例は、ソファーや椅子には欠かせないクッション性を保ってくれるパーツの一つ、ウレタンクッションなどを支えるパーツについてご紹介させて頂きたいと思います。
ソファーや椅子のクッションはご存じかと思いますが、ウレタンクッションやフェザークッションなどといった直接お尻で感じられるクッションがありますが、そのクッションの更に下に縁の下の力持ちとでも言いましょうか、ベルトやスプリングが取り付けられています。
そのベルトやスプリングによって、ウレタンなどの材料に加えてクッション性も大きく左右されます。
ウレタンクッションの下を支えるのは、スプリングかベルト、若しくはそのまま板が敷かれてある仕様などが主になります。
下の写真はフレームの上には、木板1枚だけになっていて、その上にクッションという仕様になります。
フレーム・木板・ウレタン2層、このようになりますね。 これは店舗用のソファーやダインんぐチェアなどに多く見られるつくりですが、ウレタンクッションだけでクッション性を保っているのです。 ☝ 木板の下にはこのようなフレームです。 そして、下の写真は張替え前のソファーの分解写真ですが、こちらのソファーはウレタンクッションの他、一番下にコイルスプリングがセットされているものになります。 くるくると渦巻き状のスプリングが何個もあるの分かります? このスプリングがクッション性を高めているんです^^ そしてスプリングにも幾つか種類があって、下の写真はコイルスプリングとは違って、S字の形状をしているスプリングです。これは少し上に盛り上がってるスプリングで、コイルスプリングと同様バネでウレタンなどを支えています。 このバネの硬さや反り具合などでクッション性も変わってきます。 このバネが取り付けられたフレームにクッションが乗るとこの様な状態になります。 後は生地がクッションに張られればソファーになりますね^^ そして、木板・スプリングとウレタンクッションを支えている材料にはもう一つ、「ベルト」の場合があります。 下の写真は椅子のフレームだけの状態です。 このフレームにベルトが格子状に張られていくことで、ウレタンの下を支えてクッション性も増していきます。 下の写真のように。。。 昔はこのベルトが麻だったりとしたのですが、それよりも今は伸縮性が高い素材になっているので、耐久性やクッション性も高まっています。 こちらは同じくベルトが張られている状態の写真なのですが、縦に一本づつだけベルトが張られているのが分かると思うのですが、他の仕様との関係にもよりますが、この状態だと支え具合が弱く伸びすぎてしまったりとするので、格子状に張りなおしたり、張り足したりなどします。 この様に、ウレタンクッションの下を支える材料でも幾つかのパターンや材料の違いなどがあって、その組み合わせによって座り心地も変わってきます。 特注ソファーや椅子を頼む機会があれば是非参考にしてみては如何でしょうか♬