革ソファーの破れ、経験ありますか?これは本革のソファーの破れです。東京都杉並区から受注頂きました。キルティング仕様などのソファーは縫い目から破れてしまうデメリットが多少あります。破れた箇所は中のウレタンクッションも見えてしまっているので中も痛む前に張替え修理です。
こちらのソファーがどうという事ではないですが、使用年数と共にステッチが切れ目になるという事があります。 リングファイルされている紙のノートを想像してみて下さい。 簡単に紙がリングからビリッと切り離す事が出来ますよね? あの要領です。リングが糸、リングの穴が針穴、紙が革などの素材に置き換えてみると分かり易いです。 革や布や合皮は当然椅子やソファーの使用に耐えうる強度を持っていますが、ステッチ幅があまり狭すぎるというのは切れ目になる可能性があるので、製作物によって糸目の幅を考えてあげる事も大切だと思います。 そして今回は全体的に張替え修理を行い、修理工賃も下げるという意味や、今後同じような革の破れにならない様に座るところの縫製を無くしプレーンな形でソファーを張替えました。