こんにちは☼ 今日の東京は快晴でとても気持ちが良いです^^
今日ご紹介させて頂くソファーは、病院の医院長さんがご利用されているベンチソファーです。
お客様を迎えるときに使用されたり、ご自身でくつろいだりされる為のソファーだそうで、セットで同様のソファーが2体になります。
張り替えるベンチソファーはこちらになり、傷んでいる箇所は生地のシミや汚れ、そして黒ずみなどの他、背凭れの合皮の部分に関しましては、ひび割れが目立っているので似た色の合皮で張り替えを行います。 このベンチソファーには偶に横になる事もあるらしく、座面のウレタンクッションに関しては少し前に出る形で変形してしまっていますので、ウレタン交換を行いますが、その際に今のクッションの厚みでは横になるには薄すぎるという事で厚みはもう少し厚く、硬さも少し硬めに変更しようと思います。 横から見ると良く分かりますが、恐らく座ると前に引きずられる形でクッションの形も変形していってしまったのかと思います。 ソファーの座面部分は、この様にマジックテープによって裏側でズレ留めがされています。 ソファークッションの裏側です、このマジックテープで座面が留まっています。 打ち合わせをさせて頂き、このあたりの仕様は変更せずにそのままで行こうと思います。 早速工房にて作業の開始ですが、まずはソファー座面のウレタンクッションの交換をしその後生地のパターン作成後に生地の裁断縫製をしていきます。 以前のクッションだと座った時や横になった時の底付き感が満載だったので、厚みも増し、クッションも硬くしたので、以前よりはかなり快適になるかと思います^^ 背凭れ生地と座面生地のパターンを作成し、新しい生地の裁断縫製を進めていきます♬ 今後、ソファーの座面の生地が洗えるようにと、以前はついていなかったファスナーを取り付けてカバーを脱着式に変更いたしました。 生地もウォッシャブルの生地を選んで頂いたので、生地が万が一汚れてしまっても洗えるようにとなっています。 ソファーや椅子の生地は、デザインも重要ですが機能的な生地も幾つかあるので利便性を考えて生地選びをされるのも良いかと思います。 ソファーの生地が汚れてしまった、傷がついてしまった、破れてしまったなどの際に、「この生地にしておいて良かった^^」 という事になるかもしれませんからね★ 座面生地の周りはロックミシンを掛けて解れ止めをします。 そして完成した座面の生地に、マジックテープを取り付けていきます。 座面はこの様な感じで出来上がりましたので、後は背凭れの合皮も張替えると完成となります。 なんだか、クッションの厚みも増していい感じです((´∀`)) 完成後の納品時に又UPさせて頂きますので🎶🎶