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我が家のこの広さのリビングルームには、どのくらいの大きさのソファがふさわしいのだろうか。

 

ソファの配置はどのようにすれば、すっきりと収まるのだろうか。

 

ソファや1人掛けの椅子を購入するにあたっては、そのような部分で悩むケースも少なくないのではないでしょうか。

 

ソファや椅子そのもののテクノロジーが日進月歩で進化しているのと同様に、リビングにおける家具の配置も大学レベルの研究が行われています。

それは、日々を過ごすリビングが、私たちの精神状態にも大きな影響を及ぼすためです。

 

 

今日は、ソファや家具によって構成される今の科学についてご紹介いたしましょう。

 

  • 「目」だけを頼りにしない選択を

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ネットを広げても大手の家具店のカタログを広げても、リビングに関する事例は山のように登場します。

 

いずれも、とてもおしゃれで明日からでもこのような環境で暮らしたくなると思わせるものばかり。

とはいえ、各々の家庭のリビングの広さや家屋における位置づけは異なりますし、家族構成や生活スタイルによってもソファや家具の置き方はすべて変わってきます。

 

窓の位置、キッチンとの連結、動線の確保などなど、考えなくてはならないことは少なくないのです。

 

ですから、目で見て「素敵!」と思ったものだけに飛びつかない用心が必要です。

まず、我が家のリビングを構成するにあたって必要と思われることを書き出してみるのもいいかもしれません。

 

目で見ただけでは頭に浮かばなかった要素が、次々に浮かんでくると思います。目で見ただけでは過少評価しがちなポイントも、実は重要な要素である可能性が高いのです。

 

  • ソファの選択で留意すべきこととは

まず、リビングの配置を考える前に、ソファそのものの選択をする際に心に留めておくこととはなんでしょうか。

 

まず第一に、予算があります。

 

ソファやダイニングの椅子などは、決して安価なお買い物ではありません。

 

しかし、毎日ここに腰かけて過ごす時間を想像し、それなりの予算を組むことをお勧めいたします。

ソファをはじめとする家具のショールームでは、実際にこうしたソファに腰かけることができます。

昨今話題の世界規模のチェーン店で販売されているもの、海外で生産されたブランド力を持つもの、国産のもの、口コミで評判を聞いたものなどなど、色々な可能性を探って実際に座って試してみてみるのもどうでしょうか。

 

ソファの購入は、実際に座って体感してみるのが絶対にお勧め。

 

お店側も、決して嫌な顔をすることは無いかと思います。

 

 

肘掛けの有無や高さ、背もたれや座面の奥行きや高さなどなど、ご自分の嗜好とご家族の意向が合致するよう、納得のゆく選択が必須となります。

 

  • テレビが中心でないご家庭のソファの配置とは

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そもそも、お部屋の家具の配置はソファも含めて、テレビがリビングの中心であることを条件に配置してきた場合が多いのではないでしょうか。

しかし、インターネットが普及した現在は、リビングにテレビを置かないという選択も多くなりました。

 

また、来客が多くリビングが家族やこうしたお客様との語らいの場になるケースも少なくありません。

 

こうしたシチュエーションが多い場合のソファの配置は、対面型が理想的とも思われます。

 

直線型のソファを対面式に配置した場合、空間をとてもすっきりと活用できるうえ、多人数で会話を楽しむには理想的です。

 

しかし、なんとなく会社の会議の延長のようになってしまう感もでるかもしれません。

 

そして、テレビを置く場合にはその位置に頭を悩ますという問題が発生します。

現実的には、直線型に長いソファを置き、直角に2つの1人掛けを配置すると、お客さんが多かったり家族で語りあるシチュエーションにもマッチします。

もちろん、空間のスペースの問題もありますから、1人掛けを2つではなく2人掛けのソファでも問題ありません。

 

こちらの方は、より家庭的というかカジュアル感が出る感じですね。

 

  • リビングルームの目的が「リラックス」である場合

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通常のご家庭の場合、リビングルームはリラックスする場所という概念が最もメジャーではないでしょうか。

 

リビングルームを家庭内における最大の休息スペースとするのならば、座ることだけではなく脚も伸ばしたり「横になる」ことも考慮してソファを選ぶ必要もあります。

 

たとえば、横幅が140cm~160cm程の2人用のソファでは、横に寝そべってくつろぐ事が、女性や小さなお子さんなどであれば可能な場合も多いですが、大柄な男性などは特に窮屈になってくるかと思います。

 

 

 

座面の奥行きは長いほうがくつろげますが、座面の有効な奥行が80cm程のソファだと

結構ゆったり座れるかと思います。

 

ただ、座面の奥行が60cm前後のソファも少なくないのですが、個人の好みの問題もありますので、そのあたりも見ながらソファを選ぶと又違った視点が生まれると思います。

 

 

また、コーナーソファのように連続しているタイプも、リラックス効果を重視する方には良いかもしれません。

ソファというのは、座るために存在する家具。

 

そのため、いくら足腰を休ませることができても、首の部分は支えられないソファもありますので、背凭れの高さなども重要です。

 

ですから、リビングルームで心からくつろぎたいという方は、リクライニングソファやカウチソファも選択肢に入れてみると良いかも知れません。

 

  • テレビを中心にリビングルームを構成する場合

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リビングルームにテレビはいらない!という方もいるかと思います。

 

テレビ番組だけではなく、映画やライブ映像をリビングルームで楽しむ人もいらっしゃるのでは?

こうした画像は、できれば大画面で楽しみたいところです。

しかし、リビングルームの広さによってテレビ画面の大きさも決定されます。

なぜならば、画面が大きくなればなるほど、ソファと画面の距離を広げる必要があるからです。

たとえば、42インチのテレビを設置した場合には、それを鑑賞するために2,5~3メートルの距離が必要とされています。

そしてもちろん、テレビを見る家族構成も考慮に入れてソファに入れる必要がありますから、頭を悩ませますね。

 

また、画面の前に長時間座る慣習のある方は、リラックス感を重視する場合と同様に、首の部分を支えるリラクゼーション機能がある椅子は大いに役に立つことはまちがいなし。

 

最近は、ソファでも状況に合わせて変形するタイプが数多く販売されていますから、こちらもぜひ試してみてください。

さらに、足の血流を考えると、足を乗せることができるオットマンタイプも付属で購入するのもよいかもしれません。

 

 

テレビとソファの距離や大きさを考えるだけではなく、リビングルームとしての美観にも心を配らなくてはなりません。

このあたり、専門家の意見を参考にコーディネートを進めていくと良いかと思います。

 

  • 多機能型リビングルームにおけるソファとは

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このようにいろいろな目的で構成が決まってくるリビングルームですが、ライフスタイルがコンパクトになり、生活におけるツールが多様化する現在においては、とくにこれらに特化することのない多機能型のリビングルームが増えています。

 

つまり、リビングルームは家庭における「ソーシャルアイランド」といった趣になっているわけです。

可動式のソファ、リラクゼーションチェアの隆盛は、リビングルームが家庭内において、家族が親密に過ごす場所であると同時に非常にパーソナルな要望も可能にする場所であることを示しています。

 

昨今は個々の携帯、タブレット、あらゆる機器のリモコンなどなど、モノが増えつつあるのも特徴です。

 

これらの収納をも、リビングルーム内に確保する必要があります。

昨今の兆候としては、ソファの背もたれは少しずつ低くなり、座面の奥行きが広がりつつあります。これも、ソファの上でさまざまなものを手にする時間が増えたことの表れかもしれません。

 

また、インターネットが普及した影響で「来客」という概念も、過去と比較すると重要度が低くなりました。

 

とくに、Covid-19の感染により、あらゆるコミュニケーションはインターネットを通じてほぼ可能という時代になったのです。

 

そのため、来客とのコミュニケーションを重視する「対面型」のソファの需要が減ってくる可能性もあるかもしれません。

 

多人数のための席を確保するよりも、家庭で過ごす家族の「居心地のよさ」がより重要になってくるのでしょうか。

 

とはいえ、突然の来客を迎える時にも恥ずかしくない程度の美観は、整えておきたいものですよね。

 

 

テレワークをリビングルームで行う必要がある人も増えてきた今、リビングルームのスタイルも転換点にあるといっても過言ではありません。

 

世界的なチェーン店を構える大量生産型のソファの購入では難しいかもしれませんが、それなりの知名度を持つソファを販売するお店にはこうした「空間」の専門家が的確なアドバイスをしてくれる場合もあります。

 

ぜひ、彼らの知恵も拝借してみましょう。

 

  • リビングルームのソファの選択、それは優先順位の問題

 

 

ソファや椅子を購入するについては、それなりの出費を覚悟する必要があります。専門家によれば、「お金が足りない」とぼやく人の多くは「優先順位」を明確にすることができない傾向があるそうです。

 

自分が、あるいは家族が、もっとも必要とすることを明確にし、支出の大半はそこに集中させるという方法をとれば、まずベースだけは確実となるためその後のアレンジは比較的容易である、というわけです。

 

ライフスタイルも含めてを見直すことも意義のあることかもしれませんね。

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