今日は本革のダイニングソファセット。
こちらのの張り替え事例をご紹介させて頂きます。
今回ソファに張られている革は元々とても質の良いものだったんだろうなあ。。
と想像させる革でした。
この様な質の革は経年による風合いが出やすく、使っていくたびに味が出てくるような革だと思います。
但し、その経過年数があまりにも長かったり、状態に寄っては劣化となってしまう場合も多いのもこの手の革の特徴ではないかと思います。
まずはこちらが今回ご依頼いただいたソファになります。
座面の部分をメインとして革の黒味が目立っています。 これは顔料仕上げされた革では起こりにくいですが、皮脂などによる変色で使い込むほどにこの様な状態になってくると思います。 一定のレベルまでであれば経年変化として楽しめるのかと思いますが、それ以上になってしまうと劣化として認識せざるを得ない状態になってしまう場合もあります。 安くはない革の特徴ともいえるかもしれませんね^^ ひじ掛け部分です。 擦れ傷などというよりも、どちらかというと水分や油分を吸い込んだ黒ズミや水染みなどの劣化が目立っていました。 今回の修理では、この座面部分とひじ掛けの部分の革を張り替え、その他の部分は塗装修理で対応することに決定。 このような修理の場合、お客様が心配されるのは張り替える革と塗装で対応する部分で色に相違が生まれないか、ということではないかと思いますが、出来る限り違和感の無いよう仕上げていきます。 座面に関しましては、クッションの修正も行い座り心地も戻ったと思います。 ソファや椅子もリビングを創る大事な家具の一つかと思います。 汚れていたり、劣化していたりとする状態よりも奇麗な状態であればリビングの雰囲気もまた変わります。 ソファや椅子の修理や張替え、オーダーなどはファニチャーリペアテーブルまでお声掛け下さい。