こんにちは☼ 本日もファニチャーリペアテーブルから家具の修理事例をご紹介させて頂きたいと思います♬
ご紹介させて頂くのはデンマーク製KP MOBLER社のダイニングテーブルになります。
今回修理をご依頼して頂いた経緯としては、先日の地震によりテーブルの脚の部分に緩みが出てしまった事。
そして脚の付け根の部分のジョイントパーツにヒビが入ってしまって、今後劣化が大きくなっていくことも懸念されて、修理のご相談を頂きました。
最近は地震も多くて少し不安です(-_-;)
地震大国の日本、いつ大地震が起こってもいい様に日ごろからの備えはしておきたいものです。。
修理をさせて頂いたテーブルですが、現状は使ってはいたのですが修理の為に一旦引き上げさせて頂き、お預かりによる修理となりました。
修理前のテーブルの様子ですが、こちらになります。
オーク材が使われたこちらのテーブル。 シンプルなデザインの拡張テーブルです。 一見するとどこにも支障が無い様にも見えますが、見えない部分にヒビなどが入ってしまいました。 経年で良い感じの色合いになっています^^ そして劣化してしまった部分はと言いますとこちらになります。 こちら、とてつもなくどアップで写しましたが、脚と天板のジョイント部分になります。 脚の付け根の部分に縦にひびが入ってしまっているのが分かりますか? そして脚の付け根から横に伸びるパーツにも横に向かってヒビが入ってしまったようです。 分かりにくいかと思いますので、パーツを外してみて様子がこちらです。 横に伸びていたパーツですが、左上の方に横に向かって亀裂が入っています。 こちらと脚の部分も同じように亀裂が入ってしまいましたので、2つのパーツを新しく作り直しさせて頂いて、交換修理となりました。 オーク材は本来硬くて丈夫、そして加工しやすい木かと思うのですが経年も相まってこの様に亀裂が入ってしまったのでしょう。 オーク材にもレッドオークやホワイトオークなどあり、日本でいうところのナラ材となりますが、今回も今の材質と同様にオーク材を使って新しく作り替え、交換させて頂きました。 脚の部分のビフォーアフターがこちらになります。 右側が劣化してしまった脚のパーツ、左側が作り替えた新しい脚になります★ もう少しUPで。。 曲線のある形状もマシーンシェイプとハンドシェイプを掛け合わせて再現させて頂きました。 多少の色味に違いがあるのは新しく仕上がった脚の方にはまだ経年劣化もなく、木に色焼けが生じていないので、今後使っていくことで、周りの交換していない部分と色も馴染んでくるかと思います^^ ジョイントとなるダボも傷んでいたので、新しく交換しました。 亀裂が入っていたもう一つのパーツも交換完了です。 オーク材は奇麗な木目が出ることも一つの特徴かと思います。 全てのパーツの交換も完了し、脚のガタツキも修正されこれで安心して日々テーブルを使って頂けるかと思います。 ソファや椅子の張替え修理の他、この様な木工製品のお困りごとも是非一度ご相談頂ければと思います★☆