おはようございます☼ 本日も椅子の張替え事例を記事にしてみましたので、お持ちの椅子やソファの張替えを検討されている方、張り替えをしたことが無いけれど仕上がりはどの様になるのだろう?
とご不安な方。
ご興味のある方は是非ご参考にして頂けると幸いです^^
今日ご紹介させて頂く、張り替え事例はトーネット(THONET)のベントウッドチェア。
こちらの椅子生地の張り替え事例となります。
以前にIDC大塚家具にてご購入されたという椅子になりますが、張り替え前の状態はこちらになります。
曲木の生みの親と言われているミヒャエル・トーネットさん。 ドイツとオーストリアで活躍したデザイナーさんの様で、家具の構造を簡略化し、家具を量産する近代システムの礎を築いたと言われています。 その椅子ですが、今回は背凭れと座面の生地の張り替え修理にてお預かりさせて頂きました。 写真からも少し、生地にくすみや黒ずみなどが見られるかと思います。 新しく、白い合皮を選んで頂いたのでそちらの生地にて張替え修理を進めていきました。 横からの椅子の写真です。 御覧のように曲木の技術が使われています。 背面にはIDC大塚家具のロゴステッカーが。。 フレームに大きな塗装の剥がれや傷なども左程ないので、生地の張り替えで奇麗な状態に戻りそうです^^ まずは座面と背凭れのクッションをフレームから外して、張り替えの為の準備をします。 ハッキリとは分かりませんでしたが、元々ラタンシートが張られていて、それを合皮生地に変更したのかな? という感じが見受けられました。 外した座面のクッション部分です。 ウレタン部分も少し凹みが見られているので、ウレタンクッションも修正が必要ですねこれは^^ 背凭れと座面に張り込む新しい生地を裁断しました。 今回は玉縁も必要なので、その玉縁分も裁断しました。 こちら新しい生地で座面の張替えが終わった状態です。 奇麗な真ん丸です^^ そしてこの座面を先ほどのフレームにはめ込み、背凭れ部分も張っていきます。 くすんでいた生地の色も純白になり、爽やかさが戻りました^^ 椅子やソファの生地が奇麗になると、全体のイメージもかなり変わります。 ご自宅や店舗などの傷んでしまった椅子やソファの生地の張り替え。 一度ご検討してみては如何でしょうか☆