おはようございます☼ 本日もこちらのブログからソファの張替え事例をお届けしていきたいと思います☆
今日ご紹介させて頂くのは、渋谷区にあるラウンジのソファとカウンターの肘置きの張替えとなります。
飲食店舗などで使うソファや椅子の張地は合皮が定番。
やはり布や本革よりも水弾きが良く、メンテナンスがしやすいのが理由です。
そして柄や質感などのチョイスも豊富に出来るので、雰囲気を作る必要があるレストランや飲み屋さんなどには、合皮という素材はうってつけではないでしょうか。
それでは本日ご紹介させて頂くソファですが、張り替え前の状態ですがこちらになります。
2人ほどでゆっくりとお酒が飲めるスペースに設置されたこちらのソファですが、御覧の通り座面の合皮が破れてしまって、ビニールテープを貼り付けて補修されていました。 しばらくこの状態で使用されていたようですが、このタイミングで張り替えて奇麗な状態に戻したいとの事でご相談を頂きました。 座面だけを張り替えるので、背凭れと違和感の出ないよう生地を選択して張替えを進めていきたいと思います。 お店は現在休み中という事で、一旦設置されているソファを取り外し工房へ持ち帰っての作業を進めさせて頂きました。 ソファを分解し、生地を座面から剥がして型出し後に新しい生地を裁断、そして縫製し、ヘタってしまっていクッションんも直して、再度新しい生地を張り込み、という流れで進めていきます。 座面のマチの部分、玉縁も取り付けて。。 出来上がり。。 補修してあった跡も当然無くなり、奇麗な座面クッションに戻りました^^ やはり飲食店や病院やオフィスなども来客があるので、クリーンなイメージは出来るだけキープしておきたいところかと思います^^ そして、こちらのラウンジのもう一つのご相談は、カウンターに取り付けられている肘置きの張替えです。 飲み屋さんなどでカウンターに座ると、肘をつきたくなるので、お客さんが座るたびに摩擦が生じます。 その為こちらも合皮が破れてしまってボロボロになり、以前は一度ご自身で張替えをやってみたらしいのですが、 やはり手間のわりに仕上がりが上手くいかず専門業者を探されたという事でした。 こちらのカウンターの肘置きを3本全て、黒い合皮に張替えを進めます。 こちらもカウンターに固定されているので、一度カウンターから取り外して工房に持ち帰らせて頂き張替えを進めてきます。 同じく黒い合皮生地を新しく型取りし裁断、縫製を進め、フレームに張り込んでいきます^^ 既存であったパイピングは肘を置いた時に引っかかってしまうので取り外し、新しくダブルステッチの仕様に変更しました。 3本の肘置きが仕上がり、こちらを店舗に持ち込んでもう一度設置作業を行います。 奇麗になりましたね^^ このカウンターはお客様が入店された時に初めに目に入る場所なので、生地が奇麗な状態とそうでない時は印象もかなり変わってくるかと思います。 来店数にも変化があると嬉しいです^^ ご家庭で使用されているソファの他、店舗やオフィス、または病院などのソファや椅子も張替え可能です。 椅子やソファの修理や張替え、そして新規造作など脚物家具に関するご相談お待ちしております♪