こんにちは♪ 今日はスウェーデンのデザイナー、アルネノレル デザインのレザーソファの張り替え事例をご紹介させて頂きます。
早速ですが、修理前のソファの状態をこちらのお写真でご覧ください。
フレームに使われているビーチ材の木はオーク同様に硬く、強度が必要な椅子には適していると言われています。 オークは日本でいうナラ材、ビーチはブナにあたりますね^^ ビーチ材の方が硬くてしなやかな性質がある為、曲木にも使われていることがあるようで有名な所ではトーネットの曲木の椅子などがそれにあたるようです。 そのビーチのフレームには、厚手のサドルヌメがベルトで固定されていて、その上には本革のクッションが置かれています。 ヴィンテージ感のあるカッコいいソファですね! ただ飾りとしてではなく、今後も良い状態で使っていくことが目的なのでその為にどの様なメンテナンスが出来るかという事をオーナー様からご相談頂きました。 クッション部分は座面が特に、革が既に大きく破れてしまっていて中のウレタンクッションもヘタってしまっています。 裏側からみると、全体のクッションを支えているヌメ革もかなり色落ちして経年劣化が否めない状態でしたので、この部分は塗装修理でメンテナンスを進めていき、座面のクッションに関しましては新しい牛革で張替えをしていきたいと思います。 全体のクッションの中身はかなりヘタっている様子があるので、クッションにも張りを戻していきたいと思います。 ソファは全て一度お預かりして、施工を進めていきました。 張替や塗装のメンテナンスなど、全て完了した状態がこちらになります。 擦れ傷や変色などが酷かったサドルレザーのベルト部分なども奇麗な状態に復元されて、クッションも革が破れていたり、ヘタっていたりとしましたがメンテナンスが完了しました。 弊社では脚物家具を中心に、オーダー制作、ソファや椅子の張替え、木工塗装や皮革塗装など日々施工を行っておりますので、ご家庭や店舗やオフィスやホテルなど、椅子やソファなどの劣化でお困りの際にはお気軽にお問合せ頂ければと思います。