こんにちは、本日はパリのデザイナー カトリーヌメミのカバーリングソファの張り替え事例をご紹介したいと思います。
シンプルでシックなデザインの多い印象のカトリーヌメミの家具ですが、今回も白いシンプルなカバーリングソファをお預かりさせて頂いて生地を張替えさせて頂きましたので、ソファの張り替え前と張替え後の状態がどんな風に変わっていくのかを、ご覧頂ければと思います。
ソファや椅子の張替え修理を頼んだ事が無い方や、これから張替えを頼める業者を探したい方など弊社の施工事例のビフォーアフターが参考になれば嬉しいです♬
まずは施工前のソファですが、この様な状態でソファをお引き取りさせて頂きました☆
横幅も200㎝ほどあり、3人掛けのソファとしては大型な部類に入るかと思います。 ドメスティックのソファであれば、横幅が180cmに収まるものもおおいですが海外ブランドのソファになると横幅220cmなどのものも出てくるので、搬入出する時に玄関の間口や階段でソファを回す事が出来ないなどのケースも良くあります。 窓から吊り上げや吊り下げなどの方法で搬入出するしかないんですよね、そういう場合は^^ 今回は、玄関の間口も階段も問題無く通す事が出来ました。 背凭れのクッションが一つ足りないのは、引っ越しも際に別の場所にクッションが一つだけ運ばれてしまったようで、探した結果出てきたようで良かったです^^ このソファはカバーリングのソファなので、本体のフレームの裏に生地がステープルで打ち込まれて留められている張り込みタイプではありません。 ですのでマジックテープで本体に止められているカバーリングの生地を剥がして、採寸や型出しをした後にパーツ毎に縫製してまた本体やクッションに被せていくという順序で施工を進めていきます★ こちらペットに引っかかれてしまって破れてしまったようです(;^ω^) こんなお悩みを持たれている家庭も多いのではないでしょうか。 ペットの引っ掻き傷などに強い椅子生地もあるので、椅子やソファを張替える時にはそのような生地で張り替える事によって結果的に買い替えや張替えの頻度が減って経済的にも安く済む可能性もあるかもしれないですね。 型取り後に裁断した生地はこの様にパーツ毎に縫製して組み合わせていきます。 これはアームクッションのカバーが出来上がったところです。 周りの玉縁もしっかりと再現して生地を交換してきます。 パーツを組み合わせていく過程では、同じようなパーツも多い事がある為、なにか印をつけながら間違いの内容に進めていきます。 今回でいうと右下に見える緑色のマスキングテープがその目印になります。 これだと生地を痛めず汚さずに目印になってくれます^^ そして仕上がったカバーを本体・座面・背凭れ・アームとすべてのフレームとクッションに被せて完成になります。 無くなっていたクッションの張りも戻って、生地も奇麗な状態に戻す事が出来ました。 今回はご自宅のリフォームに合わせてのソファの張り替えという事で、奇麗になったご自宅の部屋にもしっかりマッチしてくれると良いですね!