こんばんは、今日ご紹介する椅子の修理事例はご自身での手入れやメンテナンスは方法が分からないし、DIYでは少し手がつけにくいというお声の多い、本革のシミや汚れの解消をした事例です。
修理した椅子は本ヌメ革を使用した、カッシーナの412アームレスキャブチェアです。革のシミや汚れ等が多く目立ち元々ナチュラルカラーのデザインだったので、余計に目立ってしまうので修理をして欲しいとのご要望を頂きました。
その革のシミ等汚れている状態がこちらになります。
(修理前の状態はこちら)
出来る限り皮革の表面に加工を加えず、革の表情などを自然な状態に近い形で残したのがヌメ革の特徴ですが、その反面シミや細かいキズなどが目立ちやすいのもこの素材の特徴です。 今回はオーナー様の店舗の新規オープンということもあり、ナチュラルカラーから黒い色へ変えて、今後はシミ等も目立ちにくくし、色を変えると同時に椅子にあった傷などの修正も同時に行います。 (修理後の状態です) 革がとても綺麗な状態になったかと思います。ダーク系の色は傷などが目立ちやすかったり、ホワイト系の色はシミ等が目立ちやすかったりと一長一短ありますが、それぞれのメンテナンスのしやすさメリット等を考慮して色を変えてみるのも良いのかと思います。 同じ椅子でも色を替えたことで引き締まり、ここまでイメージが変わりました。 カッシーナの椅子やソファーも張替えや皮革塗装など、お気軽にご相談ください^^