こんばんは、東京もやっと春の陽気でいよいよ冬にオサラバか。という季節になってまいりました!
皆様この時期はご自宅や会社などのお引越しやリフォームにと、忙しい時期のようです。
それに伴い、お陰様ながら椅子やソファーの修理やオーダーのご依頼も大変多く頂いており大変感謝しております。
今後共ファニチャーリペアテーブルをどうぞ宜しくお願い致します!
本日その中からご紹介させて頂く、椅子の張替え修理事例はハイバックのラウンジチェアで御座います。元々の素材はリサイクルレザーが使用されている椅子になり、素材感も合皮に比べ厚めの生地になっています。
椅子の修理前はこのような状態でした。 椅子の座面の手前側が割れて来てしまっています。 リサイクルレザーとは本革の一種ではあるのですが、本革を細かく粉砕し圧縮し表面をウレタン塗装などの処理によって仕上げた革になります。 既製品の椅子やソファーなどを製造する際に、メーカーが購入するのであれば本革よりは安価に仕入れる事も可能なのかもしれませんが、張替え修理やオーダー制作などで椅子やソファー1脚又は数脚の為に購入するとなるとなかなか高額になりがちです。 しかし、写真にあるように座面の周りの縫製デザインを再現するためには本革もしくはリサイクルレザーのような厚みのある素材を使用しないことには縫製デザインを忠実に再現できませんが、本革やリサイクルレザーを使用すると、修理代金総額も高くなり椅子の購入金額と同様もしくは購入金額を超えてしまいます。 お客様としては費用負担を減らしたいとのご希望の為、ご相談の結果、使用する生地は合皮をチョイスし座面の張替え方を変更し仕上げる事となりました。 もう一度修理前はこちらです。 こちらも修理前のお写真です。 12脚あり全ての椅子にダメージがありました。 そして張替え修理後のお写真になります。 椅子の座面の使用を変更し、合皮にて坊主張りにしましたが逆にスッキリとしたデザインになり、色味も遜色なく背凭れと統一されとても良かったと思います。 パーティールームでも椅子がきれいに並ぶと印象が全く違いました。 古くなったり傷んでしまった椅子も、使用環境などにより形状や寸法などを変更出来ない場合もあるかと思います。 そんな時は椅子やソファーの張替え修理なども選択肢の一つとして、持ってみては如何でしょうか。 椅子やソファーの張替え修理やオーダー製作はファニチャーリペアテーブルまでご相談ください。