「シャトーダックス」という響きから、フランスのブランドをイメージする方もいるかもしれません。 イタリアンブランドがフランス名を選んだ理由とは シャトーダックスは1948年創業。 シャトーダックスそのソファ、その特徴 創業から70年を経たシャトーダックスは現在、クラシカルでありながらコンテンポラリーも感じられる独自のラインを看板としています。 5大陸90ヵ国以上に輸出 シャトーダックスの堅実なデザインは、創業者の目論見通りにグローバルな名声を得ることに成功しました。 コラボするデザイナーも超一流! シャトーダックスのソファ、売れ筋ラインは? さりげなく居間になじんでくれるシャトーダックスのソファ、日本の風土にもぴったりとはまるのが魅力です。 ・アメリア(Amelia) アメリアのシリーズをご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
・カトゥッロ(Catullo) イゾッタをご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
シャトーダックスは、実際には北イタリアを本拠地とするイタリアンブランド。
抜きんでた実力を誇るイタリアのソファブランドの中では、あまり主張をしないさりげなさが最大の特徴ともいえるオトナのブランドです。
妥協をしないオリジナリティで確立したその名声。
今日は、イタリアのソファブランド「シャトーダックス」についてご紹介いたします。
F1のサーキットがあることで有名なモンツァからほど近い、ブリアンツァが本拠地となっています。
20世紀半ばに群雄割拠の様相を呈していた北イタリアのソファブランドの中でも、シャトーダックスがフランス名を選んだ理由とはなんだったのでしょうか。
創業者ブルーノ・コロンボは、布張りのソファの製造販売を開始した当初から野心を抱いていました。自社製品の高いクオリティで、その名を国境を超えて知らしめたい。そう考えていたのです。
イタリアからアルプスを越えた向こう、つまりフランスの市場も狙っていることをブランド名に込めたというわけですね。
当初からグローバルな富裕層を狙っていたシャトーダックスは、奇をてらった前衛的なデザインがもてはやされた時代にも堅実さを崩さず、あたかも成熟した熟年男性のような落ち着いたラインを固持し続けたのです。
この落ち着いたデザイン性は、コンパクトな日本の家屋内でもすっきりおさまるというメリットがあり。
実際、シャトーダックスを率いるコロンボ・ファミリーは「あらゆるスペースに合致する民主的なソファ」を作ることをモットーとしていると語っています。
首尾一貫した同ブランドのデザインは、この分野におけるリーダーのひとりとして成長させる主要因となったのかもしれません。
もちろん、工程はすべてメイド・イン・イタリー。
モットーを死守する運営方針によって、厳格なまでの美を追求し続けています。
シャトーダックスのソファやベッドは、4つ星か5つ星のホテルでしかお目にかかれないという事実からも、こうした運営方針の証かもしれません。
北イタリアの小さな町から、当初の目標であったフランスはもちろん、ベルギー、ポルトガル、スペイン、オランダとヨーロッパの市場を席巻、1976年からはアメリカ、1989年からは日本にも輸出され、その質の高さが評価されています。
現在は、5大陸90ヵ国で400店舗を展開、世界中でシャトーダックスの名を目にすることができるほどになりました。
その需要にこたえるために、シャトーダックスは総面積12万平方メートル、11の工場を有し、質と量の保持に余念がありません。
また、2020年からは環境にも考慮した新しい素材エコ・フレンドリーを世に送り出し、時代の潮流に乗った新たな挑戦もスタートしています。
シャトーダックスは近年、デザイン界の大家とのコラボもも数多く発表しています。
デザイン界の巨人と呼ばれたジオ・ポンティ門下のチーニ・ボエリ、美術館や公共の建物の建築で有名なミケーレ・デ・ルッキなどが、シャトーダックスに参画しているのです。
天然素材や新しい素材を駆使した彼らのデザインも、今後大いに注目されるところです。
数々のラインの中でも、人気のデザインをいくつかご紹介いたします。
堅実な保守的なラインを誇るシャトーダックスのソファの中でも、直線的なデザインが美しい「アメリア」。数々のモジュラーによって、あらゆるタイプのスペースにマッチするのがメリットです。取り外し可能なヘッドレストも、リラックスタイムには必須アイテムに。レザー、ファブリック、いずれの選択も可能です。
シャトーダックスのファブリック製ソファの中で人気の「カトゥッロ」。同社が開発した3層からなる3Dコンフォートの技術で、座り心地には定評があり。クリーンなラインはあらゆる環境に即するのが人気の要因です。
カトゥッロのシリーズをご覧になりたい方はこちらから。
・イゾッタ(Isotta)
1人掛けのソファの中ではシャープなデザインが特徴の「イゾッタ」。幾何学を基本にデザインされた現代的なラインは、まさに最小限の線で構成されています。一見ハードそうに見えるクッションも、柔らかいポリウレタンを使用しているため座り心地も保証されています。
最後に
イタリアンデザインというと、若々しくポップなイメージがあります。
北イタリアの小さな町から発信されるシャトーダックスに関してはこのかぎりにあらず。創業当初から、オトナをイメージした落ち着いたデザインでグローバルな市場でも成功をおさめました。
その普遍的な美しさを保つために、ぜひ修理やケアに関してはファニチャーリペアテーブルまでご連絡ください!