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北欧のシンプリシティが生み出す「ストレスレス」 エコーネスのソファとは

 

 

エコーネス画像1

 

北欧の家具や雑貨は、日本でも根強い人気を誇ります。南欧のソファには遊び心が宿っていることが多いのに対し、北欧のそれは人に媚びない魂が宿っています。

ノルウェー発祥のエコーネスは、「ストレスレス」をモットーに生まれた北欧ブランド。スプリングやマットの技術に精通し、生活様式にあわせたさまざまなソファや椅子を開発してきました。ストレスレス(ストレスなし)の椅子を世に送り出し、ブランドとして成長した経緯を追ってみましょう。

 

  • 85年を超える歴史を誇るエコーネス

エコーネス画像3

 

創業者のイエンス・E・エコーネスが、わずか3人の従業員とともに「エコーネス」を創業したのは1934年のこと。当時は、ドイツ製の機械を導入しノルウェーのスンモレという町で細々とした商売であったそうです。

ところが、エコーネスが製造するスプリングやベッドのマットレスの評判はまたたくまにノルウェー全土に広がり、技術革新を進めながらエコーネスは急成長を遂げるのです。1963年には、ソファベッドを開発して販売。寝具からソファへの移行は、このあたりから始まったようです。

エコーネス社の看板商品となる「ストレスレス」のリクライニングチェアが世に出たのは、1971年のことでした。おりしも世界は経済的な大成長を始めた時代、テレビが各家庭に普及する時期と重なり、仕事を終えた人々が居間でテレビを見ながらくつろげるというコンセプトのストレスレスは、エコーネスも想像をしていなかった成功を収めることになったのです。

それまで技術的な進歩を止めなかったエコーネスは、このストレスレスのチェアによって国際特許も取得。エコーネスの勢いに拍車をかけることになりました。

1980年代に入ってもストレスレスチェアの人気は衰えず、エコーネス社はさまざまな会社と合併を繰り返しつつ、知名度を上げていくのです。また、スチールから木製のベースに代えたストレスレスチェアも80年代から販売開始。さまざまなインテリアに即したデザインで、市場が拡大しました。

1990年代に入ると、エコーネスが会得してきたこうした技術が、ソファに応用されるようになります。また、世界市場に合わせて体型に合わせたサイズ展開も始まりました。これによって、大柄な北欧人がデザインした椅子やソファも、日本人の体型に合ったものが購入可能になったのです。

21世紀に入り、コンピュータの普及で人々の生活はこれまでにない速度で変化しました。エコーネスは、現代人が悩む「睡眠」に注目、リクライニングした状態から質の良い睡眠がとれる椅子も開発しています。また、ホームシアター型のライフスタイルにも対応するデザインを考案し、スゴレスなしのエコーネスの椅子やソファは、静かに人々の生活の中に浸透しつつあるのです。

 

  • 日本人の体型に合わせたエコーネスのソファの誕生

エコーネス画像2

 

欧州で生まれた椅子やソファ、そのデザインの美しさは日本人も憧れるところです。しかし、骨格や体型の相違から、いかに美しいデザインも日本の生活の中に取り入れることが難しいことも認められています。

そのため、高名なブランドでは日本独自のサイズを展開するところも出てきました。

エコーネスもそのひとつです。

天井が高く今のスペースも大きくとっているヨーロッパとは異なり、日本はコンパクトにまとまったマンション型が大半を占めます。この空間に合わせて、また日本人の体型に合わせて、奥行きや幅を選択できるモデルが誕生したのです。平均的な居間のサイズ10~14畳のスペースにあわせたストレスレスのソファは、すっきりと収まるのが特徴。

しかし、オリジナルの北欧デザインのシンプリシティはそのまま、日本の家屋においても家族一人一人の座り心地のよさを追求したシリーズになっているのです。

もちろん、エコーネスの顔となっているリクライニングチェアとレザーの色を合わせることも可能。

それぞれのご家庭の事情や環境に合わせて、組み合わせが自在にできるのもエコーネスの美点とされています。

 

  • エコーネスが誇るストレスネスシリーズ

エコーネスの代名詞ともいえる「ストレスネス」。1971年に誕生以来、50年近いベストセラーを誇ります。そのなかでも、人気のモデルをみてみましょう。

 

・ストレスレス@レノ

https://shop.stressless.com/ja-jp/recliners/stressless-reno/p/000000000000078013?pid=11690150942104

1971年に登場以来、バラエティに富んだモデルを発表しているエコーネスのリクライニングチェア。そのなかでも、特に人気が高いのは「レノ」のシリーズです。歴代のストレスレスのチェアの中では、ベストセラーに入る実力を誇ります。

S,M,Lのサイズが選べるうえに、皮革を利用したカバーの色の選択は65種類!また、ネックの部分も調節可能で、オットマンを使用してくつろいでもテレビを見るときに使用しても違和感がないのが、エコーネスの技術の真骨頂といったところでしょう。

 

・ストレスレス@ビュー

https://shop.stressless.com/ja-jp/recliners/stressless-view/p/000000000000078025?pid=13060150938011

2015年に発売された、ストレスレスのリクライニングチェアの中では新参者。それだけに、技術の革新は目を見張るものがあります。「ビュー」シリーズの特徴は、ロッキング機能があるところ。自然にバランスをとって心地よく揺れてくれる魔法のような椅子です。

カバーの色やベースとなる木部の色も選択できるので、ご自宅のインテリアに合わせて心地よい椅子を手に入れることができます。

 

・ストレスレス@ラウンジ

http://www.stressless-pr.jp/loungesofa/

日本仕様のソファとして誕生した「ストレスレス@ラウンジ」。色や組み合わせのバラエティが多いのはさることながら、日本のリビングダイビングのサイズに特化した規模でリビングに落ち着きを与えてくれます。もちろん、リクライニングチェアとのセットでも使用可能。奇をてらわないシンプルさと歴史に培われたテクノロジーで、座り心地とデザイン性の双方を満足させてくれます。

 

  • 最後に

北欧が誇るブランド「エコーネス」は、80年余の歴史の中で生まれた技術力がなによりの強み。そして、リクライニングチェアの分野では一頭地を抜く存在でもあります。北欧のソファらしいシンプルなデザインは、日本の風土の中にもとけこむ不思議な魅力があります。エコーネスのソファや椅子の張替えや修理については、ぜひファニチャーリペアテーブルにご相談ください。

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